アンプを高く売るコツとは？高価買取が期待できるメーカーまとめ

オーディオアンプについて

まずはじめにアンプとは、「amplifier（アンプリファイア）」の略称で、増幅器という意味があります。音源から読み取った小さな信号を増幅させ、スピーカーから音を出すという点はどのアンプも同じです。

しかし、その音をどのように使うか、どのように楽しむかによって選ぶべきアンプが異なります。

オーディオアンプは、主に音楽を聴く際に用いられるもので、原音を再現して再生する音響機器です。

流れてくる音を忠実かつフラットに再生する効果があり、楽器用アンプのように加工しない自然な音を楽しめるようになっています。

映画鑑賞やゲームのプレイ時に利用する方も多く、より臨場感のある音を楽しむことができます。

オーディオアンプの種類

オーディオアンプには、次のような種類があります。

• プリアンプ
• メインアンプ
• プリメインアンプ
• AVアンプ
• パワーアンプ
• 真空管アンプ
• デジタルアンプ

プリアンプ

プリアンプは、音源からの信号を受け取り、音質調整（トーンコントロール）や入力切り替えをおこなうアンプです。

低レベルの信号を適切なレベルに調整、増幅してメインアンプに送る役割を担います。

とくに高品質なオーディオシステムにおいて、音楽の解像度や表現力の向上のために重要なコンポーネントです。

メインアンプ

メインアンプは、音声信号を増幅する機能を持ち、電源としての役割も果たします。

音源からの信号を受け取り、スピーカーが駆動可能なレベルまで電力を増幅するため、音響機器には欠かせない存在です。

プリメインアンプ

プリアンプとメインアンプの機能を一つにしたアンプで、音域のバランス調整や信号増幅、入力切り替えなどの機能を備えています。

システム構成がシンプルでコストも抑えられるため、設置スペースや予算が限られている場合に適切です。

AVアンプ

AVアンプは、音声と映像の両方を処理するアンプで、主にホームシアターシステムで使用されています。

マルチチャンネルサウンドをサポートし、臨場感のある音響体験を提供。複数の音源が接続可能で、入力切替や音質調整機能も備えています。

パワーアンプ

パワーアンプは、プリアンプからの信号を増幅させ、スピーカーに音を届けるために必要な出力を供給する装置です。

高出力が求められることから、音質や駆動力にこだわるユーザーに支持されています。

真空管アンプ

真空管アンプは、真空管を用いて音声信号を増幅するアンプです。

独特のあたたかみがある音質が特徴で、多くのオーディオマニアから高く評価されています。

デジタルアンプ

デジタルアンプとは、デジタル技術により音声信号を増幅するアンプです。

アナログ信号をデジタル信号に変換し、高効率で音声信号を処理します。これにより、発熱が少なく、コンパクトな設計が可能になります。

音質も良く、特にスピーカーを高出力で駆動することができるため、家庭用オーディオからプロ用機器まで幅広く利用されています。

高く売れやすいアンプメーカーは？

オーディオアンプを製造しているメーカーは数多く存在しますが、その中でも買取市場で高く評価されているメーカーとその特徴をご紹介いたします。

メーカー名	特徴
Accuphase（アキュフェーズ）	国内最高級のオーディオメーカー。手厚い保証などサポート体制に優れ、ブランドに強く信頼を置くユーザーも多い。ジャンルを選ばない艶のある音響は、中古市場での需要も非常に高い。
DENON（デノン）	国内オーディオメーカー。多くの機能を含んでいながらコンパクトなサイズを実現したデザインシリーズも人気。アンプ部分には音色の良いDDFAを採用し、汎用性の高さが評価されている。
Luxman（ラックスマン）	国内の音響機器メーカー。アンプなどのピュアオーディオ製品に強く、サウンドマニアからも高い評価を得る。コンパクトかつデザイン性を兼ね備えた機器も多く、買取市場でも一定の需要がある。
Mcintosh（マッキントッシュ）	アメリカの高級オーディオメーカーで、アンプブランドとしても有名。濃密かつ聴き疲れしない”マッキントーン”と呼ばれる音に定評がある。コンパクトで使いやすい機器も多く、買取市場でも人気が高い。
Sonus Faber（ソナス・ファベール）	イタリアの高級オーディオメーカー。滑らかで艶がある独特な音響は好みが二極化しやすい。初めてアンプを購入する人には選ばれにくいが、個性的な音色を味わってみたいと中古市場でも一定の需要がある。

アンプを高く売るポイント

アンプはそのままの状態で査定に出しても、思ったより高く売れない可能性もあります。

ここで紹介するちょっとしたコツを実践することで、買取額アップが期待できますので、ぜひ試してみてください。

付属品を揃える

付属品が揃っているかどうかも、高く売るための重要なポイントです。

外箱や取扱説明書、保証書、電源ケーブル、トランスミッターなど、購入時に付属していたものはすべて揃えておきましょう。

付属品が欠けていると、買取額が大幅に減額されたり、買取業者によっては買取不可になる可能性もありますので注意してください。

きれいな状態にしておく

アンプを買取に出す前には、一度簡単に清掃しておくと良いでしょう。

中古品は安価で買えることがメリットですが、使用感があることが欠点です。そのため、買取においては製品の状態が新品に近ければ近いほど高く売れやすいです。

表面にホコリや汚れがついている場合はやわらかい布などで乾拭きし、溝に入り込んだゴミは綿棒などで取り除きましょう。頑固な汚れは少量のエタノールなどを含ませた布でやさしく拭き取るときれいになる場合があります。

ただし、無理に汚れを落とそうとするとかえって傷つけたり破損させたりするおそれがありますので、やさしく丁寧に扱うことが重要です。

まとめて査定してもらう

アンプを買取に出す際は、不要になったコンポやヘッドホンなど、関連製品がある場合はまとめて査定に出すことをおすすめします。

買取業者によっては、まとめ売りで買取額を上乗せしてくれるケースも多く、オーディオ関連製品を複数点まとめて査定に出すことで査定額アップにつながりやすいです。

できるだけ早く売る

アンプの処分を検討し始めたら、できるだけ早めに売ることをおすすめします。

アンプはすぐに新しいモデルが発売されますので、よほどの人気モデルでなければ、モデルチェンジしたものは買取価格が下がってしまうためです。

また、時間経過とともに経年劣化が進んでしまうため、ヴィンテージとして価値が高いもの以外はどんどん価値が下がっていきます。

まだ売却を悩んでいる製品も、一度無料査定に出してみて、査定額を見てから売るかどうか判断するのも一つの手です。

まとめ