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ベイブレード25周年特集!世代別の魅力と買取事情を徹底解説

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2025年4月1日
ベイブレード25周年特集!世代別の魅力と買取事情を徹底解説
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ライター

ひらばやし

"現代版ベーゴマ"とも言われるベイブレードは、1999年に登場して以来、世代を超えて愛され続けている人気のおもちゃです。2024年には発売から25年を迎え、その魅力は今も色あせることなく、多くのファンに親しまれています。
本記事では、ベイブレードの歴史を世代別に振り返り、各世代の特徴や買取事情についても詳しく解説します。さらに、不要になったベイブレードを高く売るためのコツも紹介していきますので、ぜひ最後までご覧ください。

ベイブレードとは?

平成から令和にかけて大流行している、現代版ベーゴマ「ベイブレード」。

ベイブレードはパーツを組み替えて自分だけのオリジナルのコマを作って戦うことができ、1999年の初登場から多くの子どもたちが夢中になっているおもちゃです。

自由なカスタマイズこそがベイブレード最大の魅力で、選ぶパーツによってパワーやスピードを自分好みにカスタマイズできます。

2024年時点で発売から25年を迎えた今なお、根強い人気を誇り、子どもから大人まで幅広い世代に親しまれています。

【世代別】ベイブレードの歴史と買取事情

ベイブレードは1999年からの第1世代、2008年からの第2世代、2015年からの第3世代、そして2023年からの第4世代まで、長い歴史を重ねています。

ここでは、ベイブレード史の変遷と買取事情を世代別に解説していきます。

第1世代「ベイブレード」(1999年-2005年)

初代ベイブレード(第1世代)は、バトルの競技性や改造、ギミックに至るまで、25年間続くベイブレードの原点となるシリーズです。

この世代はまず、月刊コロコロコミックや小学館の学習雑誌とのタイアップで商品の特集やマンガ連載がスタート。ベイブレードの元となったベーゴマは回すのに技術が必要ですが、ベイブレードは誰でも簡単にコマ遊びができるということで次第に人気を集めていきます。

とくに2001年に放送が始まったアニメ『爆転シュート ベイブレード』は、爆発的人気の起点となり、全国の子どもたちに大流行を引き起こしました。

しかし、アニメの長期化に伴い、徐々に人気が沈静化。2003年にはアニメが終了し、それに合わせてベイブレードの流行も終息を迎えます。

そして、2005年2月に発売された「HMSランダムブースターACT.5」をもって、約5年7ヶ月にわたるベイブレードの商品展開は一旦終了しました。

この世代のベイブレードは希少性が高く、通常販売されていた商品も状態が良ければ高価買取も期待できます。

限定品や抽選品などさらにレアなものは、数万円~数十万円で取引されている例もあるようです。

第2世代「メタルファイト ベイブレード」(2008年-2012年)

2008年に登場した第2世代「メタルファイト ベイブレード」は、主要パーツが金属製になったことで、第1世代よりもパワフルでダイナミックな動きを実現。金属同士がぶつかる音も、バトルの迫力を一層引き立てる魅力の一つです。

メタルファイトシリーズは、2008年の日本おもちゃ大賞を受賞したことで一躍ヒット商品となります。2009年には約5年ぶりの新作アニメが放送開始、2010年には新作アニメ映画も上映され、人気はさらに加速。

2年後の2010年には日本国外での展開も始まり、2012年にはカナダ・トロントで「ベイブレード ワールドチャンピオンシップ2012」が開催され、世界的に注目を集めます。

しかし、2013年頃にはブームが収束し始め、タカラトミーは2013年3月をもってベイブレードの公式イベントの開催を終了すると発表しました。

第2世代のベイブレードは買取市場においてそれほど需要が高まらず、高額査定につながる商品は少ないです。ただ、大会の景品や限定品などは数千円以上で取引されることも多いです。

第3世代「ベイブレードバースト」(2015年-2023年)

2015年に登場した「ベイブレードバースト」は、約7年ぶりとなる新シリーズで、ベイブレードとしては最長の8年間にわたって展開されました。

このシリーズは、相手のコマを破壊するギミック「バーストフィニッシュ」が追加され、より爽快でスリリングなバトルを実現。

さらに、スマートフォンと連動する「ベイクラウドシステム」により、プレイヤーは所持パーツや大会参加歴を記録し、自分の活動を可視化できるようになり、より深い楽しみ方が可能となりました。

2016年4月からはTVアニメの新シリーズが放送され、2021年3月に第6シリーズが放送終了するまで、長期にわたり人気を集めました。

第3世代は、バトルの楽しさが増したことで、買取市場でも需要が高いです。

とくに希少な限定モデルは高額で取引されることもあり、数万円を超えることもめずらしくありません。

第4世代「BEYBLADE X」(2023年-現在)

2023年に登場した「BEYBLADE X」は、ホビーをスポーツへと進化させることを目的としたシリーズです。

スケートボードがオリンピック競技に採用されたことをヒントに、ベイブレードもおもちゃの枠を超えた「GEAR SPORTS(ギアスポーツ)」として、プレイヤーだけでなく観客も楽しめる新たな形で展開されています。

BEYBLADE Xの特徴的な要素は、驚異的なスピードを誇る超加速ギミック「Xダッシュ」。これにより、より高度な戦略とテクニックが求められるようになりました。

スポーツ業界とのコラボイベントも盛況で、ますます注目を集めています。

買取市場では高価買取モデルは少ないものの、需要は高いため、数千円以上で買取されることが多いです。フェニックスウイングなどの人気のベイはもちろん、バトルエントリーセットやスタートダッシュセットなどのセット商品も高く売れやすい傾向にあります。

ベイブレードを高く売るコツ

ベイブレードは、ちょっとしたコツを実践するだけで買取額がアップする可能性があります。

高く売るために大切なポイントを3つご紹介していきます。

付属品を揃える

一般的に、ベイブレードを購入すると、パーツだけでなく箱や説明書、保証書などの付属品がセットになっています。

買取において、すべての付属品が揃っている状態は「完品」と呼ばれ、これにより買取額アップが期待できます。状態があまり良くないものでも、付属品が揃っている場合は必ず一緒に査定に出すようにしましょう。

きれいな状態にしておく

ベイブレードは、いくつかのパーツを組み合わせて遊ぶおもちゃであり、そのパーツの数が多いことが特徴です。

また、バトルを楽しむことが多いため、パーツには傷や汚れがつきやすいです。

査定の際、傷や汚れがあると買取額が減額されることがありますので、できるだけきれいな状態で査定に出すことをおすすめします。軽く拭き取るだけでも査定員に良い印象を与えることができるため、簡単なお手入れをしてから査定に出すと良いでしょう。

パーツや関連アイテムもまとめて買取に出す

ベイブレード本体(パーツ)が複数ある場合や、ベイブレードを発射するための「ランチャー」、バトルをおこなう専用フィールド「ベイスタジアム」など関連アイテムがある方は、まとめて査定に出すことをおすすめします。

「本体のみ」や「ランチャーのみ」など単品で出すよりも、まとめて出すほうがセットとして評価してくれる可能性が高まり、買取額がアップしやすいです。

まとめ

  • 1999年の登場から25周年を迎えたベイブレードは、時代とともに進化を続け、現在も幅広い世代に愛されている。
  • 各世代(第1世代~第4世代)のベイブレードには、希少性や人気に基づいた価値の差がある。とくに第1世代はレアなアイテムが多く、高額買取の対象となることが多い。
  • ベイブレードの買取額アップのためには、付属品を揃える、状態をきれいに保つ、関連アイテムをまとめて査定に出すことがポイント。

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