ディーゼルのデニムは高く売れる？人気の理由や買取相場まとめ

ブランド名の由来は『ディーゼル燃料』

ディーゼル（DIESEL）というブランド名は、創業者のレンツォ・ロッソの革新的な発想からインスピレーションを受けて命名されました。

創業期の1970年代～1980年代当時、新しいエネルギーとしてディーゼル燃料が台頭していたことから、この名付けには『新しく力強いディーゼルのように世界を活気づけたい』という想いが込められています。

また、「ディーゼル」という言葉は、どの言語でも比較的同じように発音され、覚えやすいことも命名の理由の一つであるとされています。

このユニークなブランド名はすぐに広く知れ渡り、世界中に強いインパクトを与えることに成功。こうしてディーゼルは、ファッション業界はもちろん、一般の消費者にも広く知られるブランドとして成功を収めることとなりました。

ディーゼルが評価されている理由

ディーゼルが世界で評価されているポイントや取り組みについてご紹介していきます。

イタリアテイストのデザイン

ディーゼルはイタリア発祥のブランドですので、イタリアテイストのデザインが基本となっています。

メンズアイテムは、英国風のかっちりとしたスタイルを着崩したようなカジュアルなテイストが多いです。

レディースアイテムは、ボディーラインが出やすいタイトなデザインやロックテイストなデザインなど、セクシーさとカジュアルさを上手く表現したデザイン性の高さがあります。

メンズ・レディースともに洗練されたデザインのアイテムが多く、他のブランドにはない独特な遊び心が加えられているのも魅力です。

リーズナブルな価格

ディーゼルは「プレミアム・カジュアル・ブランド」を定義しており、製品の品質に対して一切妥協がなく、高いデザイン性のアイテムを多く展開しています。

その製造コストを考えると価格設定が高くなってもおかしくないですが、あくまでカジュアルウェアの範疇に収まるリーズナブルな価格に設定されています。

手に取りやすい価格でありながら、価格以上の製品を提供していることが評価の高さにつながっています。

シーンを選ばないアイテム

ディーゼルでは複数のラインを展開しており、それぞれ異なるコンセプトのアイテムをラインナップしています。

そのため、どのようなシチュエーションにもディーゼルのアイテムを取り入れることが可能で、非常に選択幅の広い取り回しができるブランドです。

主に、洋服において展開しているディーゼルのラインを3つご紹介します。

DIESEL（ディーゼル）

ディーゼルの基幹を成すラインで、メンズ・レディース展開。

イタリアらしい遊び心や、セクシー&カジュアルテイストのアイテムをメインにラインナップされている。

DIESEL BLACKGOLD（ディーゼル ブラックゴールド）

高級コレクションの位置づけにある、ディーゼルの最上位ライン。

ディーゼルで唯一毎年コレクションを開催しており、基幹ラインよりも個性的なラインナップとなっている。

55DSL（フィフティーファイブディーエスエル）

アーバンカルチャーからインスピレーションを受けて誕生したラインで、基幹ラインよりもストリートに寄ったデザインが多い。

2014年に一度基幹ラインと統合するかたちで休止していたが、2020年に限定コレクションとして復活した。

洗練されたシーンではブラックゴールド、カジュアルなシーンでは55DSLを選択するなど、ディーゼルという1つのブランドの中でさまざまな使い分けができることも魅力の一つです。

デニムジーンズが代表的

ディーゼルの代名詞ともいえるデニムの魅力についてくわしくお伝えしていきます。

デニムへの強いこだわり

ディーゼルのデニム製品は、世界中から多くの支持を集めています。

こうした成功の背景には、ブランド創業から続く品質へのこだわり、そして常に革新を追い求める姿勢があります。

ディーゼルは、選び抜かれた素材と独自の加工技術により、他にはない独特な風合いや快適な穿き心地を実現。

さらにディーゼルはサステナビリティへの取り組みを強化。環境への影響を抑えつつも、高品質な製品を製造するため、環境にやさしい素材の選定や生産プロセスの改善などに注力しています。

定番のジョグジーンズ

『ジョグジーンズ（JOGG JEANS）』とは、本格デニムの質感でありながらスウェットパンツライクな穿き心地を両立させたオリジナル素材で、ディーゼルの代名詞でもある革新的ファブリックです。

プリントやインディゴ染めなどでデニムの質感を再現したスウェット素材のパンツはありますが、よりデニムに近いリアルな質感かつストレスフリーな穿き心地を実現しているのがジョグジーンズの最大の魅力といえます。

本物のデニムだと誰もが見間違えるほど忠実に再現した色落ちやディテール、そして驚くほど高い伸縮性と裏側のもちっとした感触の穿き心地が病みつきになるファンも多いです。

2011年に発売されて以降ヒットし続けており、現在は新モデル「ジョグジーンズ ツイル」を展開。これまでのジョグジーンズよりもさらに強度がアップしています。

デニム加工技術の高さ

ディーゼルでは、デニムのウォッシュ加工においても、ヴィンテージテイストからモダンスタイルまで、幅広いバリエーションを展開しています。

ディーゼルのデニムはすべてイタリア産であり、加工技術に長けた職人が手作業で製作しています。

大量生産の製品では絶対に得られることのない、加工技術や仕立てのクオリティーの高さが大きな魅力です。

中古市場での需要

イタリアの人気アパレルブランドということもあり、ディーゼルの買取に積極的な買取業者も多いです。

とくにディーゼルのデニムはデザインや品質の良さから買取市場でも需要があり、状態などにもよりますが、比較的高く売れやすいアイテムとなっています。

デニム以外でも、ジャケットやスニーカーなども高価買取が期待できるでしょう。

使わなくなったら買取がおすすめ

ディーゼルのアイテムは高額で買取されている例も多いため、使用しないアイテムがあれば一度買取業者に査定に出してみるのもおすすめです。

予想以上に高く買い取ってもらえるケースもあり、その売却金で新しいアイテム購入の足しにすることもできます。

ディーゼルの買取相場は？

デニムの買取相場は7,000円～10,000円ほどですが、人気アイテムや別注アイテムなどレアなものは25,000円以上の価格で買取された例もあるようです。

ジャケットやコートは10,000円～20,000円ほど、スニーカーは状態の良いものだと8,000円以上の値がつくこともあります。

ディーゼルを買取に出す前に

ディーゼルに限らず、アパレル買取においては、汚れやニオイなどアイテムの状態が査定額に大きく影響します。状態が良ければ、それだけ査定額がアップします。

査定前に洗濯をするなどしてできるだけきれいな状態にしておきましょう。

まとめ