【仮面ライダーおもちゃ買取】変身ベルトやフィギュアを高く売るコツ

仮面ライダーのおもちゃは、子どもだけでなく大人のファンやコレクターからも高い需要があり、中古市場でも活発に取引されています。とくに、変身ベルトやフィギュアなどは高値で取引されることも多く、時には予想外のアイテムが高額で売れることもあります。
このコラムでは、仮面ライダーおもちゃを高く売るためのコツや、人気が高いアイテムを紹介しますので、もし仮面ライダーグッズを手放そうと考えている方は、ぜひ参考にしてください。
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仮面ライダーおもちゃの買取事情
仮面ライダーおもちゃは、子どもだけでなく大人のファンやコレクターからの需要もあるため、中古市場も大いに賑わっています。
仮面ライダー1号・2号をはじめとする昭和期の仮面ライダーはもちろん、グッズやフィギュアの種類が豊富な平成期の仮面ライダーのアイテムも活発に取引がおこなわれています。
最近では、仮面ライダーグッズが欧米や東南アジアなど海外でも人気を集めており、意外なアイテムが高値で売れて驚く方も多いようです。
そのため、仮面ライダーおもちゃの処分をお考えなら、ぜひ買取に出してみることをおすすめします。
高く売れる仮面ライダーおもちゃは?
変身アイテム
変身アイテムの中で特に人気が高いのは、ライダーが変身する際のキーアイテムである「変身ベルトシリーズ」です。近年では、変身ベルトと組み合わせて別のフォームに変身する遊びができるコレクションアイテム(ガシャットやリング、ロックシードなど)も多く発売されています。
また、「仮面ライダー響鬼」「仮面ライダーカブト」「仮面ライダーゴースト」「仮面ライダーエグゼイド」のように、従来の変身ベルトとは異なる形状の変身アイテムで変身するライダーも登場しており、これらのアイテムも買取人気が高いです。
さらに、変身アイテムは主人公ライダーだけでなく、一部のサブライダーや敵ライダーのものも高値で取引されることがあります。とくに、「仮面ライダーW」のロストドライバー、「仮面ライダードライブ」のマッハドライバー、「仮面ライダーエグゼイド」のバグルドライバーは非常に人気が高く、メインライダーの変身アイテムを超える価格がつくこともあります。
加えて、映画にのみ登場するライダーの変身ベルトも、高く売れやすいものが多いです。
そんな変身ベルトの商品シリーズにはバリエーションがあり、シリーズによって買取価格が変動します。
変身ベルトのシリーズ | 概要 |
---|---|
デラックス(DX)版 | 放送時にバンダイから発売される、もっともオーソドックスなベルト。 子ども向けのサイズ。 |
スーパーベスト版 | デラックス(DX)版の再販。 |
レジェンド版 | 仮面ライダーディケイド放送時に発売された、歴代レジェンドライダーのベルト。 ほとんどのギミックが簡略化されている。 |
トリプルチェンジ版 | 仮面ライダーW放送時に発売された、過去の仮面ライダーのベルト。 1つのベルトで3人のライダーに変身できる。 |
コンプリートセレクション版 | サイズや重量、塗装も細かく変更され、大人向け価格となったコレクターアイテム。 変身ベルトの中でもっとも高値で取引される。 |
基本的に、子ども向けシリーズよりも、大人のコレクター向けの高品質なシリーズの方が高く売れる傾向があります。
フィギュア
仮面ライダーシリーズのフィギュアも買取人気が高いです。非常に多くの商品が発売されていますが、その中でも高く売れやすいフィギュアシリーズをご紹介します。
RAH(リアルアクションヒーローズ)
メディコム・トイから発売されているシリーズで、非常に高いクオリティで人気があります。
ライダーの姿だけでなく変身前の姿も製作し、その再現度の高さから多くのファンに支持されています。そのため、このシリーズは高価買取が期待できるアイテムが多いです。
RH(ライダーヒーロー)シリーズ
RHシリーズは、バンダイが発売した約17cmのソフビ(ソフトビニール)フィギュアです。腕と腰のみが可動する、おもに子ども向けの製品で、作中に登場したライダーは基本的にラインナップされています。
RHシリーズには、雑誌やプレミアムバンダイで限定販売されたアイテムもあり、これらは買取価格が高くなることが多いです。
S.I.C(SUPER IMAGINATIVE CHOGOKIN)
ンダイから発売されている、デザインや造形技術などの芸術美に焦点を当てた大人向けの可動フィギュアです。
大幅なアレンジが加えられた造形になっており、圧倒的な美しさで高い人気を誇ります。
1998年の発売当初は人気が低迷していましたが、平成ライダーの仮面ライダークウガの発売で話題となり、現在は大人気のフィギュアシリーズとなっています。
装着変身
2008年までバンダイから発売されていたクロスタイプのフィギュアで、素体となるアクションフィギュアに合金のアーマーを装着して変身させることができる仕様です。
「仮面ライダー龍騎」の装着変身シリーズなど、高価買取が期待できるアイテムも多数存在します。
現在、装着変身シリーズは販売が終了しており、その後継として、大人向けのS.H.Figuartsや、子ども向けのFFR、WFCなどのフォームチェンジシリーズが登場しています。
S.H.Figuarts
装着変身シリーズの後継として登場したS.H.Figuartsシリーズは、以前のような着せ替え要素はありませんが、代わりに高頭身化、優れた造形、そして高次元の可動を実現しています。
とくに、S.H.Figuartsの「真骨彫製法」は、服の素材やディテールの再現度が非常に高く、その緻密な造形が魅力です。プレミアムバンダイ限定で販売される商品も多く、買取価格が高騰しやすい人気シリーズです。
武器
「仮面ライダー1号」では敵の武器を奪って戦っていましたが、「仮面ライダーX」からは専用武器が使われるようになりました。
最近では、フォームチェンジや敵に合わせてさまざまな武器を使用することも増えています。変身ベルトと武器を組み合わせて必殺技を繰り出すことが多いため、おもちゃでもベルトと武器を一緒に使うことでなりきり遊びが完成するようになっています。
武器も、デラックス(DX)版やスーパーベスト版、コンプリートセレクション版などが発売されていますが、変身ベルトに比べるとバリエーションが少なく、ほとんどがDX版です。
仮面ライダーの武器で高値が期待できるおもちゃは以下の通りです。
高価買取が期待できる仮面ライダーの武器
- 仮面ライダーW メタルシャフト
- 仮面ライダーオーズ メダルダブリュー
- 仮面ライダービルド フルボトルバスター
他にも、最新作の仮面ライダーの武器シリーズも高く売れやすい傾向にあります。
ただし、「仮面ライダー鎧武」の武器は人気がありますが、流通量が多いため、他のアイテムに比べて高値がつきにくいことが多いです。
仮面ライダーおもちゃを高く売るコツ
仮面ライダーおもちゃの価値を下げてしまわないように、以下の3つのポイントを押さえておきましょう。
付属品を揃える
箱や取扱説明書などの付属品は捨ててしまいがちですが、保管している場合は必ず一緒に買取に出しましょう。
付属品が欠品していると大幅に買取額が下がってしまうことが多いため、できるだけ揃えておくことが重要です。
きれいな状態にしておく
おもちゃ本体や箱などの汚れやホコリ、傷、破損は価値を下げる大きな要因となるため、できるだけきれいな状態にしておくと査定員からの印象が良くなります。
フィギュアの場合、関節部分に汚れが溜まりやすいため、エアダスターやブラシなどで丁寧にお手入れしておきましょう。
ただし、アルコールを使用すると色落ちや塗装落ちしてしまうおそれがありますので注意してください。
電池は抜いて保管する
変身ベルトなどのアイテムは、音や光るギミックが重要な要素となります。そのため、きちんと動作することが高価買取の必須条件です。
動作不良のアイテムは価値が大幅に下がるため、長期間保管する際は電池を抜いて液漏れを防ぎましょう。
また、売却前には動作に問題がないか確認しておくことをおすすめします。
まとめ
- 仮面ライダーおもちゃは、子どもだけでなく大人のコレクターからも需要が高く、とくに変身ベルトやフィギュアなどは高値で取引されることが多い。
- 高く売れる仮面ライダーおもちゃには、変身アイテム、フィギュア(RHシリーズ、S.H.Figuartsなど)、武器シリーズがある。
- 高価買取を目指すには、付属品を揃え、きれいな状態に保ち、電池を抜いて保管することが重要。