マクラーレン製ベビーカーの買取相場とは？人気モデルと高く売るコツ

マクラーレン（MACLAREN）はどんなブランド？

MACLAREN（マクラーレン）は、イギリスに本社を構えるベビー用品メーカーです。

1967年に、世界で初めて折りたたみ式の乳母車（ストローラー）を発表し、今では一般的となった折りたたみ式ベビーカーの先駆け的存在です。

高い機能性と洗練されたデザインが評価され、欧米のセレブをはじめ、多くの人々に支持されています。スタイリッシュで上品な見た目と実用性の高さは、育児中のママたちの口コミでも高評価を得ています。

マクラーレンのベビーカーはラインナップも豊富で、子どもの成長やライフスタイルに合わせて、自分にぴったりの1台を選ぶことができます。

しかし、残念ながらマクラーレンの直営店は2015年頃に日本から撤退しており、現在は正規代理店の通販でのみ取り扱われています。

その影響で、一部のモデルでは今後買取価格が下がる可能性もあるため、お持ちの方は状態の良いうちに買取を検討するのがおすすめです。

以下の記事でも、ベビーカーの買取について詳しく解説していますので、ぜひあわせて参考にしてみてください。

マクラーレンの中古ベビーカーが選ばれる理由

マクラーレンのベビーカーは中古市場でも根強い人気があり、多くの買取業者が積極的に取り扱っています。

なぜそれほどの需要があるのか、その理由をわかりやすく解説していきます。

【安全性】事故を防ぐ「5点式安全ベルト」を採用

マクラーレンのベビーカーは、すべてのモデルに「5点式安全ベルト」を標準搭載しています。これは、赤ちゃんの両肩・腰・股下の5か所をしっかり固定する設計で、ベビーカーからの転落リスクを大幅に軽減します。

さらに、フロントバー（前の安全ガード）をあえて付けない設計も特徴です。これにより、赤ちゃんがつかまって立ち上がる行動を防ぎ、安全性を高めています。中古であっても、これらの構造はそのまま活かされるため、安全性能が落ちにくいのが評価されるポイントです。

また、マクラーレンはベビー用品ブランドとしてはめずらしく「永久保証制度」を設けています。購入時に製品登録をおこなえば、万が一の故障や破損にも対応してくれるため、長く・安心して使い続けることができます。

【機能性】走行性・折りたたみ時の快適さ

べてのタイヤにサスペンションが付いているため、小さな段差でもスムーズに乗り越えられ、走行中の振動も少なく快適。多くのモデルで採用されているダブルタイヤ構造は、道路の溝にはまりにくく、小回りもきくので街中での移動もスムーズです。

また、片手で簡単に折りたためる機能や、リクライニング調整、シートの丸洗いができる点も嬉しいポイント。こうした実用性の高さは、中古品になっても変わることなく、マクラーレンのベビーカーが多くの家庭で選ばれ続けている理由のひとつです。

【デザイン性】シンプルで洗練されたデザイン

マクラーレンのベビーカーは、欧米のセレブにも愛用されていることで知られ、その人気の理由のひとつが、シンプルでありながら洗練されたスタイリッシュなデザインです。

カラーバリエーションも豊富で、ポップな色合いや戦闘機をモチーフにした遊び心あふれるデザインも展開されています。2023年には高級車メーカー「BMW」とのコラボモデルも登場し、大きな話題を集めました。

また、日本製のベビーカーと比べて、スティック（ハンドル）の位置がやや高めに設計されているのも特徴です。モデルによってはハンドルの高さを調整できるタイプもあり、どんな身長の方でも押しやすいと好評です。

スタイルと機能を両立した、まさに“見た目だけじゃない”デザイン性の高さが、多くの人に選ばれている理由です。

【最新買取相場】マクラーレンのベビーカーで高く売れるモデルは？

以下は、主要なマクラーレンのベビーカーの買取相場の目安です。状態や付属品の有無、販売時期などにより価格は変動しますので、あくまで参考としてご覧ください。

モデル名	買取相場
マクラーレン マークII スタイルセット	5,000円〜8,000円
マクラーレン アトム スタイルセット	16,000円〜18,000円
マクラーレン クエスト アーク	15,000円〜17,000円

※これらの価格は、付属品（レインカバーやショルダーストラップなど）を完備している場合の目安です。

査定前にやっておきたい！簡易チェックリスト

マクラーレンのベビーカーを売る前にやっておきたいことをくわしく解説しておきます。

査定額を落とさないためのポイントをひとつずつ丁寧に確認しましょう。

フレームにガタつき・歪みがないか確認

ベビーカーの骨格となるフレーム部分に、曲がりやゆるみがあると「安全性に問題あり」と判断され、買取不可になることがあります。

折りたたみや開閉時にスムーズに動くか、キーキー音がしないか、留め具やロックがしっかり機能するかもチェックしましょう。

タイヤの摩耗・走行トラブルの確認

タイヤは使用頻度に比例して摩耗するため、中古査定で重要なチェック項目です。

特に前輪キャスターの動きが固くなっていたり、タイヤが偏ってすり減っていたりすると、走行性に影響が出ます。

タイヤにひび割れや片減りがないか、直進時にぐらつきや異音がないか、ブレーキが正常に作動するかを確認しましょう。

ベルトやシートに破れ・ほつれ・汚れがないか

安全ベルトやシート部分の布地に破れ・ほつれがあると、査定に響きます。

また、座面の汚れやシミ、日焼け跡もマイナス評価になりやすいため、見落としがちですが重要なチェックポイントです。

強い洗剤で洗うと生地が傷むこともあるため、やさしい洗剤や中性洗剤で部分洗いし、しっかり乾かすのがベストです。

付属品がすべてそろっているか

査定前には、純正のレインカバーやキャリーストラップ、収納袋、取扱説明書、保証書などの付属品がそろっているかを確認しましょう。これらがすべてそろっていると、査定額が数千円単位でアップすることもあります。

逆に、付属品が欠けていると減額の対象になることもあるため、購入時の箱や付属品をもう一度チェックし、可能な限り一緒にまとめて査定に出すことをおすすめします。

型番・製造年を確認する

マクラーレンのベビーカーは、同じモデル名でも年式や型番によって買取価格が大きく変わることがあります。製造年が新しいモデルの方が機能性や安全性が高く、高値がつきやすい傾向です。

目安として、製造から3年以内のモデルなら高額買取が期待できます。

型番や製造年月は、フレーム部分などに貼ってあるラベルや取扱説明書に記載されていますので、確認してみましょう。

なお、年式が多少古くても、状態が良いものや人気カラー、旧モデル特有の仕様などが評価され、買取対象になるケースもあります。

まとめ