【コンポ買取まとめ】査定ポイントや買取相場は?MDコンポは売れる?
昔は愛用していたコンポも、時代の流れによって使わなくなったという方もいらっしゃるのではないでしょうか。
サイズによっては粗大ゴミとして費用がかかってしまったり、捨てるのが面倒だったりと、そのまま放置していませんか?
使わなくなったコンポを処分したいという方には、「買取」がおすすめです。
実はコンポは、高値で売れる可能性があります。
このコラムでは、コンポの人気メーカーや買取相場、買取査定ポイント、MDコンポの買取事情についても解説していきます。
コンポの処分にお困りの方はぜひ最後までご覧ください。
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コンポとは
コンポは「コンポーネントステレオ」の略称で、スピーカーを通して音楽を楽しむオーディオシステムのことをいいます。
そもそもコンポーネントとは構成や部品を意味する言葉で、音楽においてのコンポーネントに関して言えば、さまざまなパーツや部品を組み合わせることをいいます。
例えばCDを聴く際には、プレーヤーやアンプ、スピーカーなどの機器が必要です。
それらの機器を組み合わせ、音楽を聴く環境を整えた総合的なシステムこそがコンポーネントステレオなのです。
そんなコンポには、大きく分けて「一体型」と「セパレート型」の2種類が存在します。
一体型
一体型は、スピーカーが本体に組み込まれているタイプのコンポです。
音楽を再生する際は、プレーヤーやアンプ、スピーカーといった、それぞれ異なるはたらきをする機器が連携して音を届けてくれます。
一体型はそれらの機器が一つにまとまっており、セッティングなどが不要で比較的省スペースで設置できることが利点です。
インテリアとしても人気な製品も多く、各メーカーからさまざまなデザインの製品が発売されています。
セパレート型
一方セパレート型は、スピーカーが独立しているタイプのコンポです。
プレーヤーやアンプなどが分かれているため、幅広いアレンジを楽しめることが大きなメリットです。
スピーカーなど機器の交換や追加が可能なので、シャープな高音や迫力のある重低音など、お気に入りの音を楽しむことができます。
自分好みの配置やサウンドを追求できるため、オーディオマニアからも高い人気を誇ります。
コンポの人気メーカーと買取相場
コンポは中古でも一定の需要があり、とくに有名メーカーの製品は需要が高いです。
ここでは、買取市場で人気の高いコンポのメーカーと買取相場をまとめました。
メーカー名 | 買取相場 |
---|---|
JVC(ジェイブイシー) | ~40,000円前後 |
KENWOOD(ケンウッド) | ~10,000円前後
|
ONKYO(オンキヨー) | ~15,000円前後 |
Panasonic(パナソニック) | ~17,000円前後 |
Pioneer(パイオニア) | ~10,000円前後 |
SONY(ソニー) | ~15,000円前後 |
YAMAHA(ヤマハ) | ~10,000円前後 |
状態やモデルによっても査定額は変動しますが、上記のメーカーのコンポであれば安定した買取価格になりやすいといえるでしょう。
コンポの買取査定ポイント
コンポの買取において、査定金額に影響するポイントについて解説していきます。
音の出力に問題がないか
コンポは音を出す機器ですので、音の出力に問題がないかどうかは重要なポイントです。
ノイズや歪みがないか、音量が安定しているか、クリアで良質な音が出るかなどがチェックされます。
古いコンポの場合、左右で音量に差があったり、音がくもって聴こえたりする場合があります。
外観の状態
次に、傷や汚れ、日焼けなど、コンポの外観の状態もしっかりとチェックされます。
少しでも新品に近いきれいな状態であるほど、査定額も高くなりやすいです。
適切な方法で保管していた製品や定期的にお手入れをしていた製品のほうが高価買取につながりやすいといえるでしょう。
付属品が揃っているか
最後に、付属品が揃っているかどうかも査定に影響するポイントです。
たとえば、コンポのリモコンやケーブル類、外箱、保証書、取扱説明書など、購入時に付属していたものがすべて揃っていることが重要です。
付属品が欠けていると査定額の大幅な減額や、買取不可になる可能性もあるため、あらかじめ買取店に確認しておくと良いでしょう。
価値のあるコンポの傾向は?
コンポの価値を見極める基準として、「年代」があります。
ここでは、年代によるコンポの価値の違いについて解説していきます。
年代の古いコンポ
まずは年代が古いコンポの場合は、一般的に有名メーカーの製品かつ、発売当時に高価だった製品は現在においても価値が高いものが多いです。
また、当時限定品だったものや入手難易度の高かったものも、非常に高値で売れる可能性があります。
ただし、それはアンプやプレーヤーなどが分かれているセパレート型に限った話で、一体型のコンポはプレミア価格になりにくい傾向が強いです。
一体型のコンポは、ミニコンポなどの製品がお手頃価格で購入でき、市場にも多くの種類が出回っています。そのため、中古の製品をわざわざ高値で買い取る必要性がないことから、買取価格も低めに設定されています。
コンポの買取を検討中の方は、まずお持ちのコンポのメーカーや型番から当時の価格などを調べておくと良いでしょう。これにより、どの程度の査定額がつくかが予想できます。
なお、コンポとしての価値は低いものであっても、アンティーク品としての価値が高いケースもあります。
近年製造されたコンポ
次に、比較的新しいコンポの場合は、5年以内に製造された製品であれば高く売れやすい傾向にあります。
買取において、一般的には新しいモデルが発売すると旧モデルの価値は下がることが多いです。そのため、新しいモデルであるほど買取価格は高くなりやすいです。
さらにそのメーカーが有名であれば、安定した価格がつきやすいため、より高価買取が期待できます。
ただし、新しいコンポでも状態が良くないものは高く売れません。できるだけきれいにお手入れをして、付属品をしっかりと揃えて査定に出すようにするとよいでしょう。
MDコンポは今でも売れるのか?
カセット、CDに続いて流行したMD(ミニディスク)は、現在見かけることはほとんどなくなりました。
MDはCDと比べて音質や情報量が劣るなど、さまざまな理由によりMDは普及せず、1999年には発売が打ち切られました。
普及しなかったということは需要がないのではと思われる方もいらっしゃるかもしれませんが、古いオーディオ機器には一定層からの需要があります。
MDコンポは現在でも買取業者が買い集めているアイテムの一つであり、MDコンポを好んで使用しているオーディオマニアも存在しています。
今では手に入りにくいものだからこそ、どうしても欲しいと探している方も多いので、捨てるよりも買取に出してみるのも一つの手です。
MDコンポの買取相場は?
MDコンポの買取相場は1,000円~3万円前後とされています。
メーカーやモデルによっても差がありますが、人気メーカーの製品や機能の多いものは高値がつくこともあるようです。
高値が期待できる人気のメーカーを以下にまとめました。
MDコンポの人気メーカー
- KENWOOD(ケンウッド)
- ONKYO(オンキヨー)
- Panasonic(パナソニック)
- Pioneer(パイオニア)
- SONY(ソニー)
- Victor(ビクター) など
コンポの買取でよくある質問
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動かないコンポも買い取ってもらえる?
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故障の状態によっては、買取可能なケースもあります。
音が出ないなど、音を聴く上で重要な機能を失っている場合は、買取不可になる可能性が高いです。
一方、ボタンの反応が悪いなど、一部の軽微な故障であれば買取可能な場合もあるため、あきらめずに査定に出してみることをおすすめします。
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古いコンポも買取してもらえる?
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古いコンポでも、モデルや状態によっては買い取ってもらえる可能性があります。
動作に問題なく、音が出るものであれば古いものでも買取対象になります。
オーディオに詳しい買取業者であれば、メーカーや型番を伝えることで値がつくかどうか教えてくれることも多いですので、あらかじめ相談してみても良いでしょう。
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コンポの買取相場は?
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コンポの買取相場は、2,000円~20,000円ほどです。
需要が高く状態の良いものであればさらに高値がつくこともあります。
コンポの状態やモデル、年式など、さまざまな要素で査定額は変動するため、気になる方は査定に出してみると良いでしょう。
まとめ
- 有名メーカーのコンポは中古市場でも一定の需要があり、1万円以上の値がつくこともある。
- コンポの査定においては、音の出力や外観、付属品、年代なども重視される傾向にある。
- MDコンポは現在では手に入りにくいからこそ探している人も多く、1,000円~3万円ほどで売れる可能性もある。
- 動かないコンポや古いコンポも状態やモデルによっては買取可能なので、あきらめずに買取業者に相談してみるとよい。