1. HOME
  2. 大蔵屋お役立ちコラム
  3. 【中古オーディオ買取】古いオーディオ機器や壊れた機器も売れる?

【中古オーディオ買取】古いオーディオ機器や壊れた機器も売れる?

  • オーディオ買取
  • お役立ち知識
2024年10月11日
【中古オーディオ買取】古いオーディオ機器や壊れた機器も売れる?
ひらばやしのプロフィール画像

ライター

ひらばやし

近年はスマートフォンで音楽を聴く人も増え、使わなくなったオーディオ機器がご自宅で眠っているという方もいらっしゃるのではないでしょうか。
しかし、オーディオ機器は現在も根強い人気があり、一見価値のなさそうな中古オーディオでもコレクター需要が高いものも存在します。
本コラムでは、オーディオ機器の査定基準など、オーディオの買取事情について詳しくお伝えしていきますので、ぜひ最後までご覧ください。

オーディオ機器の査定基準

オーディオ機器はすべてが高値で取引されているわけではなく、決められた基準をクリアしている必要があります。

細かい基準は買取業者によっても異なりますが、必ずチェックされるであろうポイントをいくつかご紹介していきます。

音が鳴るか・音質が良いか

外観がきれいに保たれているかを見られるのはもちろんですが、それよりもオーディオ機器で重要になるポイントは「音」です。

オーディオは音を出すための機器なので、それが基準を満たしていないものは買取不可になる可能性もあります。

より専門的な買取業者であるほど、音質の良し悪しについても厳しくチェックします。

音割れやノイズが目立つものは大幅な減額や買取不可になることもあるでしょう。

端子の破損や汚れ

オーディオ機器の査定で見られるポイントの一つが「端子部」です。

古い製品は、金属部分がむき出しになっているものが多いため、ホコリや汚れが溜まりやすく、サビなども発生しやすくなります。

それによりオーディオ機器の正常な動作を妨げることがあり、査定の際はこの点も厳しくチェックされます。

買取に出す前には、端子部をハケなどでホコリを取り除くなど、機器を傷めない程度に軽くお手入れをしておくと良いでしょう。

また、たばこの煙はオーディオ機器を傷める原因になるため、持ち主が喫煙者であるかどうかも査定基準になることがあります。

人気メーカーやブランド

オーディオ機器に関わらず、さまざまなアイテムに言えることですが、ブランド性の高さも非常に重要なポイントです。

ブランド性の高さは、おもに知名度やユーザーの支持率などで判断されます。

知名度や人気の高いメーカーのオーディオ機器は高値がつきやすい傾向にあります。

ただし、知名度が高くなくてもマニアから人気が高い機器もあるため、聞いたことのないメーカーの機器でもあきらめずに査定に出してみることをおすすめします。

高価買取が期待できるオーディオメーカー

メーカー名 特徴
SONY(ソニー) 世界に誇る日本の総合電機メーカー。
一般向けオーディオ機器に定評があり、知名度や人気も高いため高価買取が期待できる。
Pioneer(パイオニア) 日本の大手電機メーカーで、スピーカーが有名。
さまざまなオーディオ機器を扱っており、中古市場でも非常に人気が高い。
BOSE(ボーズ) アメリカに本社を置く音響機器メーカーで、家庭用スピーカーやヘッドホンなどが有名。
とくに低音の質が良く、中古市場でも高い需要がある。
DENON(デノン) 日本の老舗高級音響メーカーで、とくにアンプのラインナップは国内トップクラス。
安定した人気があり、高価買取も期待できる。
audio-technica(オーディオテクニカ) 日本の音響メーカーで、質の高いイヤホンやヘッドホンを開発している。
大手メーカーより知名度は劣るが、根強い人気がある。
JBL(ジェービーエル) アメリカの音響メーカー。
初期に販売されたデザイン性に富んだスピーカーは、現在も高い人気を誇っている。

純正付属品が揃っているか

中古オーディオの買取では、保証書や取扱説明書、各種ケーブル、アンテナ、リモコン、専用ケース、外箱など、購入時にオーディオ本体と一緒に付いてきた純正付属品が揃っているかが重要なポイントです。

買取業者によっては、付属品が揃っているだけで査定額が大幅にアップするケースもあるため、保管している付属品はすべて査定に出すようにしましょう。

また、過去に修理に出したことがある場合は、メーカー純正部品か汎用部品のどちらを使用しているかどうかも査定のポイントになります。

壊れたオーディオ機器も買取できる?

壊れてしまったオーディオ機器はゴミに出すなどして処分する方が多いかと思われますが、壊れ方によっては買取可能な場合があります。

たとえばスピーカーの場合、コードの接続箇所が多少破損している、前面のネットが破れているなど、スピーカーの音に影響しない壊れ方であれば買い取ってもらえる可能性もあります。

ただし、スピーカーユニットやパネルの破損など、音に影響する箇所が壊れてしまっている場合は買取が難しいです。

また、ジャンク品として買い取ってくれる場合や、修理して再販可能だと判断できれば買い取ってくれる業者もあります。

壊れているオーディオ機器でも買い取ってくれる買取業者は限られているため、査定に出す前に一度確認しておくと良いでしょう。

大きなオーディオ機器だと廃棄するにも手間や費用がかかってしまうため、買取可能なのであればたとえ1円だとしても買い取ってもらったほうがお得です。

古いオーディオ機器にも価値がある!

テレビや洗濯機などの一般的な家電製品は、発売から年数が経つほどに価値も下がりますが、オーディオ機器に関しては古いものでも価値がつくことがあります。

1940~1980年頃に製造された古いオーディオ機器はヴィンテージ品と呼ばれており、現在も需要が高いです。

ヴィンテージオーディオは、今とはまったく違う部品を使用しているものが多く、現代のオーディオ機器では出せないサウンドが出ます。

当時の部品でしか出せないヴィンテージならではの独特な音はコレクター人気も高く、モデルや状態によっては高価買取も期待できます。

オーディオ機器の知識の乏しい買取業者だと、古いだけで安く買い取られてしまうことも多いため、ヴィンテージ品の買取実績がある業者に依頼すると良いでしょう。

買取人気の高いオーディオ機器

中古オーディオの中でも、買取市場で多く取引されている機器やその特徴などをご紹介していきます。

スピーカー

スピーカーとは、電気信号を音に変えて出力するデバイスのことです。

スピーカーの種類は多種多様ですが、小型のものよりも大型の高級スピーカーが高く売れやすい傾向にあります。

有名メーカーの中でも「BOSE(ボーズ)」の製品は品質が落ちにくいことから多くのファンに支持されています。

イヤホン・ヘッドホン

イヤホン・ヘッドホンは、個人的な音楽鑑賞や通話などに使用されるデバイスです。

近年は、働き方改革によるテレワークやオンライン会議の際や、ランニングなど密を避けた運動の際など、イヤホンやヘッドホンの利用シーンが増えたことで需要が拡大しました。

デザインや機能性にこだわる人は、定価の高いハイエンドモデルを中古で購入するケースも多いです。

新品だけでなく中古品の需要も増したことから、人気モデルを中心に高価買取が期待できるといえます。

レコードプレーヤー(ターンテーブル)

近年、アナログ音楽の復活によりレコードが再び注目を集めており、中古市場では多くのレコードプレーヤーが取引されています。

レコードプレーヤーは、レコード盤を回転させ、針が盤の溝を読み取って音声信号に変換することで音楽が再生される機器です。

古いものでも高く売れる可能性があるため、ご自宅に眠っているレコードプレーヤーがあれば一度査定に出してみることをおすすめします。

アンプ

アンプとは、音を増幅させる機器のことで、CDなどから音を聴くものやギターなどの演奏に用いるものなど種類はさまざまです。

アンプの査定ポイントは、音質が良いかどうかです。また、真空管が用いられた古いアンプは温かみのあるサウンドが出るため、一部のコレクターの間では高値で取引されています。

コンポ・ミニコンポ

コンポとは、CDプレーヤーやアンプ、スピーカーなどの機器を組み合わせて構築したオーディオ機器のことで、CDが主流の1970年代に初登場して人気を博しました。中でもハイレゾ対応のコンポは、CD音源を超える音質の良さが評価され、中古市場でも人気が高いです。

ステレオ機器

ステレオスピーカーやステレオアンプなど、臨場感のある立体的なサウンドが特徴的なステレオ機器も根強い人気があります。とくに1980年~1990年代のステレオアンプは、質の高いパーツが使われた名機も存在しており、モデルによっては故障していても数十万円以上の価値があります。

オーディオ機器を売るなら『出張買取』がおすすめ!

オーディオ機器の買取は、『出張買取』に対応している買取業者に依頼することをおすすめします。

オーディオ機器は傷がつくと価値が下がってしまう可能性が高く、スピーカーやアンプは重量があり、持ち運ぶのも一苦労です。

出張買取であれば、ご自宅などに査定士が直接訪問して査定をおこなうため、わざわざ機器を持ち運ぶ必要がありません

出張料や査定料、キャンセル料などの手数料が無料の業者を選択すれば、もし査定額に納得がいかず買取をキャンセルしても損をせずに済みます。

重量のあるオーディオ機器を売りたい、売りたいものの数が多い、買取店が近くにない、といった方におすすめの方法です。

まとめ

  • オーディオ機器の査定では、主に音質・端子部の状態・ブランド性の高さ・付属品の有無などが基準となる。
  • 壊れたオーディオ機器でも、音に影響しない壊れ方であれば買取可能な場合がある。
  • 古いオーディオ機器は、ヴィンテージ品と呼ばれるものはコレクター人気も高く、高価買取の可能性がある。
  • 重量のあるオーディオ機器や買取店が近くにない場合などは『出張買取』の利用がおすすめ。

テレビCM放送中