レコードプレーヤーの価値が上昇中!高価買取のポイントとは?
「レコードプレーヤーを新しいものに買い替えたい」「実家の古いレコードプレーヤーを廃棄したい」など、レコードプレーヤーの片付けや処分にお困りの方は『買取』がおすすめです。
レコードプレーヤーは現在需要が高まっており、意外にも高く売れる可能性があります。
本コラムでは、高く売れるレコードプレーヤーの特徴や、需要が高い理由などもご紹介していきますので、ぜひ最後までご覧ください。
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レコードプレーヤーについて
レコードプレーヤーとは、アナログレコードを再生するための機器のことです。
アナログレコードは、CDと区別するために「LP」と呼ばれることもあります。
レコードプレーヤーは、ターンテーブル・トーンアーム・カートリッジ・筐体で構成され、カートリッジ部分(レコード針)でトレースしてデータを読み取る方式となっています。
レーザーで読み取るCDと違って過度にカバーする必要がないため、DJプレイで代表的なスクラッチなどのテクニックが使えることが魅力の一つです。
CDが台頭したことでシェアを奪われていきましたが、CDにはないあたたかみのあるサウンドが楽しめるため、現在も多くのファンから支持を集めています。
現在は昭和レトロブームが巻き起こっていることもあり、熱心なオーディオファン以外にも需要が高く、各メーカーは今もレコードプレーヤーの新規開発をおこなっています。
高く売れやすいレコードプレーヤーの特徴
買取で高く売れやすいレコードプレーヤーにはいくつかの特徴がありますので、くわしくご紹介していきます。
人気メーカーやブランド
まず、人気で知名度の高いメーカーやブランドの製品ほど高価買取の可能性が高まります。
とくに人気が高いメーカーやブランドとその特徴を下記の表にまとめました。
メーカー名 | 特徴 |
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audio-technica(オーディオテクニカ) | 日本の音響機器メーカー。オーディオテクニカのレコードプレーヤーは質が良く、リーズナブルなものから高級なものまで幅広く展開。選びやすさに定評があり、性別や世代を問わず人気が高い。 |
DENON(デノン) | 日本の音響機器メーカーで、国内トップクラスのラインナップを誇り、世界からも高評価を得ている。初心者にも簡単に扱えるオートシステムを採用したレコードプレーヤーが絶大な支持を集めている。
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ION Audio(アイオンオーディオ) | アメリカのオーディオメーカーで、レコードプレーヤーのラインナップも豊富。BluetoothやUSBに対応、レコード音源をPCに保存可能など、機能性の高い製品が多く、中古市場でも安定した需要がある。 |
MICRO(マイクロ) | マイクロ精機として2015年まで存在していた日本のオーディオ機器メーカー。アナログプレーヤーに特化し、海外でも人気が高い。現在は入手困難なモデルが多く、パーツだけでも高価買取が期待できる。 |
Pioneer(パイオニア) | 日本の電機メーカー。DJ機器のトップメーカーとしても有名で、DJを嗜むユーザーから絶大な支持を集める。これまでに高級レコードプレーヤーを数多く生み出し、高価買取されている製品も多い。 |
SANSUI(サンスイ) | 山水電気株式会社として2014年まで存在していた日本のオーディオ機器メーカー。レコードプレーヤーは高価なものが多かったが、「SR-929」はリーズナブルさと音質の良さで現在も高い需要を誇る。 |
Technics(テクニクス) | 世界で初めてダイレクトドライブ式レコードプレーヤーの実用化に成功した日本の音響機器メーカー。 中でもSL-1200シリーズはどのモデルも人気が高く、不具合があっても買取可能なこともある。 |
YAMAHA(ヤマハ) | 楽器や音響機器などを取り扱う日本の老舗メーカー。往年の名機「GT-2000」、そしてその思想を受け継いだ「GT-5000」は愛好家から高い人気を誇り、保存状態が良ければ高価買取が期待できる。 |
人気メーカーのレコードプレーヤーであれば、高価なモデルはもちろんですが、リーズナブルなモデルでも需要があるため、高く買い取ってもらいやすいです。
付属品が揃っている
レコードプレーヤーを少しでも高く売るには、付属品をしっかりと揃えておく必要があります。
付属品が欠品していると次の買い手が付きづらく、買取業者側にも売れ残りのリスクがあるためです。
レコードプレーヤーの付属品には、外箱や取扱説明書、保証書、アダプター、ターンテーブルシート、バランスウェイト、補助用ウェイト、ヘッドシェルなどがあります。
付属品の情報は取扱説明書に記載されていることが多いので、確認して揃えると良いでしょう。
音質や状態が良い
音質や外観など、状態の悪いレコードプレーヤーは買い取ってもらえないことも多いです。
音質が悪いと感じたら、スタイラスクリーナーなどを使用して、カートリッジの針先(スタイラス)をクリーニングしておくと良いでしょう。
ホコリや汚れなどが付着している場合は、乾いたクロスなどで簡単に拭き掃除をしておくことで印象が良くなります。
ただし、針先を含むカートリッジ箇所は非常に精密なつくりになっているため、メンテナンスに慣れていない場合はかえって破損させてしまうおそれもあります。不安な方は無理にメンテナンスをおこなわず、簡単な拭き掃除のみに留めておくとよいでしょう。
また、レコードプレーヤーを売る前には、動作確認をしておくこともポイントです。壊れて動かない製品よりも、問題なく使用できる製品のほうがもちろん査定額も高くなります。
昭和のレコードプレーヤーの価値が上昇中!
レコードプレーヤーは2010年頃から生産実績が増加しており、積極的に買取をおこなう買取店が増えています。
古いレコードプレーヤーは値がつきにくくなることも多いですが、前項目でご紹介したメーカーの製品は古いものでも売れる可能性が高いです。
とくに、DENON(デノン)やMICRO(マイクロ)、Technics(テクニクス)、Pioneer(パイオニア)、YAMAHA(ヤマハ)などは高品質な名機が多く、古いものでも欲しいという人は多いです。
また、現在は昭和レトロブームということもあり、オーディオファン以外の方からの需要が急激に高まっています。
CDのように加工されたデジタル音源よりも、レコードプレーヤーのように生々しい臨場感を味わえるアナログ音源に魅了される人も多いようです。
“昭和”を体現するようなオーディオ機器であるレコードプレーヤーは、時代を超えて現在も愛され続けています。
もし古いレコードプレーヤーをお持ちでしたら、古いからといってあきらめずに買取に出してみることをおすすめします。
レコードプレーヤーの買取でよくある質問
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動かない・壊れたレコードプレーヤーでも買い取ってもらえる?
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基本は買取不可になりますが、壊れて動かないレコードプレーヤーでも買取可能なケースもあります。
一部のパーツだけが壊れているなど、簡単な修理で再販可能な場合であれば買取に応じている買取店もあるためです。
また、生産終了して入手困難な製品などはパーツの価値が高い可能性もあり、パーツ単体を買い取ってくれることもあります。
買取可能かどうか不安な方は、査定に出す前に一度買取店に相談してみることをおすすめします。
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少しでも高く売るコツはありますか?
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レコードプレーヤーを高く売るコツは、「きれいにお手入れをしておく」「付属品を揃える」「周辺機器(アンプなど)もまとめて売る」ということです。
精密機器なのでホコリなどは優しく拭き取り、購入時の状態に少しでも近づけておくことが大切です。
まとめ
- 昭和レトロブームにより、オーディオファン以外からもレコードプレーヤーの需要が高まっている。
- 人気メーカー・ブランドの製品は中古市場でも人気が高く、付属品を揃えたり状態を良くしたりしておくことで高価買取も期待できる。
- 古いレコードプレーヤーでも高品質な名機であれば売れる可能性があり、壊れていても希少モデルであればパーツを買い取ってくれることもある。