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【ゾイド買取ガイド】高額買取が狙えるゾイドの特徴や相場を徹底解説

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2025年9月12日
【ゾイド買取ガイド】高額買取が狙えるゾイドの特徴や相場を徹底解説
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ライター

ひらばやし

ゾイドは、1982年にタカラトミー(旧・トミー)から発売されたプラモデルで、動物や恐竜をモチーフにしたユニークなデザインが特徴です。組み立ての簡単さや、リアルな動きの再現が魅力で、現在も多くのファンに愛されています。
買取市場でも活発に取引されており、とくに旧ゾイドはその希少性から高額で取引されることがあります。
本コラムでは、ゾイドの買取相場や人気メーカー、査定ポイントなど、買取時に知っておきたいポイントをご紹介しますので、ぜひ参考にしてみてください。

ゾイドとは

ゾイド(ZOIDS)とは、1982年にタカラトミー(旧・トミー)から発売されたプラモデルで、動物や恐竜をモチーフにしたユニークなデザインが人気です。

ゾイド(ZOIDS)の語源は、『ZOIC(動物的な)』と『ANDROID(アンドロイド・疑似生命体)』を組み合わせた造語です。

1991年に一度幕を閉じましたが、インターネットの普及により、1997年に「機獣新世紀ゾイド」として復活しました。その後、TVアニメも放送され、今も幅広い世代に愛されています。

ゾイドの最大の魅力は、接着剤なしで簡単に組み立てられ、リアルな動物の動きが再現できることです。

また、他のゾイドとの部品交換が可能で、オリジナルのゾイドを作って楽しむことができます。

買取市場でも積極的に取引されており、とくに旧ゾイドは希少価値が高いため、高価買取が期待できます。

3つのゾイドシリーズの特徴

ゾイドは主に3つのシリーズで構成されており、それぞれに特徴があります。

第1世代ゾイド(1983年~1990年)

ゾイドは1982年に海外で発売され、日本では最初「メカボニカ」という名前で登場しました。その後「メカ生命ゾイド」に名称が変更され、ロボット業界で大きな注目を集めます。

第1世代のゾイドでは、初めて電動モーターを搭載したビガザウロや、スイッチを入れると鼻や耳が可動するマンモスなどが登場し、驚異的な売上を記録しました。

第2世代ゾイド(1999年〜2006年)

第2世代のゾイドは、年代や型番によって以下のシリーズが分かれています。

  • 2001年~2004年:RZ・EZシリーズ
  • 2002年~2004年:BZシリーズ
  • 2004年:FZシリーズ
  • 2005年:GZシリーズ

2005年のGZシリーズは、アニメ「ゾイド ジェネシス」の放送とともに登場。主人公機のムラサメライガーは、スイッチを押すことで背中に搭載されたムラサメブレードが展開するギミックが特徴です。

同じく2005年発売のバイオティラノは、従来のゾイドとは異なり、メカ生命体にふさわしい特殊な金属を身にまとっています。発光や音声、収納式アームなどの機能を搭載しており、ポージングも楽しむことができます。

第3世代ゾイド(2018年~)

術を受け継いで、組み立て式駆動を採用。前作との大きな違いは、人とゾイドの距離感の表現です。人とゾイドが合体する様子をリアルに表現するために、1/35スケールが採用されました。

主人公機のワイルドライガーは、乾電池1本で口の開閉やしっぽの可動が楽しめます。さらに、それぞれのゾイドが持つ固有の必殺技「本能解放(ワイルドブラスト)」を発動させると、勢いよく大きな爪が飛び出すギミックも搭載されています。

旧ゾイドとは?

「旧ゾイド」とは、1983年~1986年の間に発売されたゾイドのことを指します。

そのほとんどは入手困難な希少品であるため、積極的に買取をおこなっている買取業者が多いです。とくに未組立で状態の良いものは非常に価値が高く、高額で取引されています。

旧ゾイドの買取相場は、一般的に5,000円~15,000円前後ですが、プレミア価格がついているものは数十万円ほどで取引されることもあります。

旧ゾイドの見極め方

タカラトミー合併前のトミー(TOMY)製である旧ゾイドには、新ゾイドと異なる点があり、簡単に見分けることができます。

旧ゾイドは、ZOIDSロゴマークに「キャップ」が描かれていることが特徴的で、新ゾイドにはキャップが描かれていません。

キャップが描かれたZOIDSロゴのあるゾイドは希少性が高く、通常のゾイドよりも買取額が高くなりやすいです。

お家に眠っているゾイドがありましたら、ぜひ外箱のZOIDSロゴに注目してみてください。

高く売れるゾイドの買取価格は?

ここでは、高値で取引されているゾイドの買取価格相場をご紹介していきます。

なお、商品の状態などで買取額は変動しますので、あくまで参考価格としてご覧ください。

アイテム名 買取価格相場
1/72 EPZ-002R アイアンコング・マークII(ゴリラ型)限定版 ~400,000円
1/72 RBOZ-003R ゴジュラス マークII(恐竜型)限定版 ~350,000円
1/72 RBOZ-001 ビガザウロ(母船型) ~150,000円
1/72 RPZ-14 サラマンダーF2(ファイティングファルコン/翼竜型) ~100,000円
超巨大空陸戦闘型 DBOZ-17 ギル・ベイダー(ワイバーン型) ~100,000円
1/72 RBOZ-003 ゴジュラス(恐竜型) ~100,000円
1/72 EPZ-002 アイアンコング(ゴリラ型) 重装甲格闘攻撃型 ~100,000円
1/72 RPZ-19 ゴッドカイザー(ティラノサウルス型) ~100,000円
1/72 DPZ-21 アイス・ブレーザー(ドーベルマン型) ~100,000円
1/72 EPZ-002 アイアンコング(ゴリラ型) 重装甲格闘攻撃型 ~80,000円

これらは高価買取アイテムの一部に過ぎないため、他にも高く売れるゾイドは多数存在します。

状態次第で思わぬ高額になることもあるため、お家に眠っているゾイドがある方は一度買取査定に出してみることをおすすめします。

ゾイドの人気メーカー

ゾイドの多くはタカラトミー(旧・トミー)から発売されており、トミー時代のゾイドは価値が高いものが多いです。

また、ゾイドは他のメーカーからも発売されており、高い人気を誇るものもあります。

ここでは、買取市場で人気の高いメーカーをご紹介します。

コトブキヤ

2006年から有名おもちゃメーカーのコトブキヤとコラボレーションしたプラモデル「HMMシリーズ」と、アクションフィギュア「ZAシリーズ」を展開。

緻密な造形と可動域の多さで、コアなゾイドファンからも高い評価を得ています。

コトブキヤショップ限定品など、今では入手困難な商品は高く売れやすいです。

threezero(スリーゼロ)

香港に本社を置くおもちゃメーカー、threezeroとのコラボ商品も人気が高く、高価買取されやすいです。

50か所以上の可動域、金属の質感を忠実に再現したウェザリング加工、発光ギミックなど、ハイエンドなつくりが評価されています。

ゾイドの査定ポイント

ゾイドの査定において、買取額アップにつながる査定ポイントをご紹介していきます。

付属品を揃える

買取の際は、ゾイドの本体だけでなく、外箱説明書余ったシールなどの付属品を揃えておくと買取額がアップします。

多くの業者では本体のみでも買取が可能ですが、付属品がない場合、買取額が大幅に下がることがあるので注意が必要です。

動作チェック

ゾイドの発光や鳴き声、首や手足の動きなど、ギミックに問題がないかを確認しておきましょう。

すべて正常に動作する状態であれば、査定額アップにつながります。

まとめ

  • ゾイドの中でも、1983年~1986年の間に発売された旧ゾイドは希少性が高く、未組立で状態の良いものは高額で取引されることがある。
  • 旧・トミー製をはじめ、コトブキヤやthreezeroなどの人気メーカーから発売されているゾイドは高価買取されやすい。
  • ゾイドを買取に出す際は付属品を揃え、動作確認をしておくことが査定額アップに繋がる。

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