コーチの買取価格は安いって本当?2つの理由と特徴を解説
コーチは手が届きやすい価格帯のブランドで、幅広い層に人気です。他のブランドと比べても大衆向けのイメージがあるコーチですが、気になるのは「買取価格が安いのではないか」ということだと思います。
この記事ではコーチの買取価格や安いと思われる理由について解説しています。コーチの中にも大きく2つのラインナップがあり、それぞれで買取価格の目安が異なるので買取をお考えの方はお手元の製品と照らし合わせながらご参考ください。
コーチは他のブランドより買取価格が低め
コーチを売りに出すと思ったより安いと感じることもあると思います。コーチはシャネルやルイヴィトンなどと比べても買取価格は安いです。その理由として「流通量が多い」「元々販売価格が安い」ということが挙げられます。
流通量が多い
コーチはブティックラインとアウトレットラインの2つのラインを展開しています。
- ブティックライン:高級素材を使い販売価格も高め。
- アウトレットライン:比較的安い素材を使い販売価格は安め。
アウトレットといってもB級品や傷ものという意味ではなく、コーチは意図的にアウトレット用の商品を作っています。つまりコーチで展開されているアウトレットラインは正規品です。
コーチはとくにこのアウトレットラインの流通量が多く、買取に出される頻度も高いことから買取価格は安くなる傾向があります。
元々販売価格が安い
コーチは他のブランドと比べて元々の販売価格自体が安いという特徴があります。参考として、ルイヴィトン、コーチのバッグで販売価格を比較してみます。
販売価格と買取価格
ブランド名 | 販売価格 | 買取価格 |
---|---|---|
ルイヴィトン | 約30万円~ 50万円 |
約6万円~ 9万円 |
コーチ | 約10万円~ 20万円 |
約1万円~ 2万円 |
どちらもブランド品ということに変わりはありませんが、元々の販売価格にここまで差があると買取価格にも影響が出てしまいます。
コーチはアウトレット品も売ることができる
コーチはアウトレットラインも展開していますが、こちらも正規品なのでブランド品として買取に出すことができます。
アウトレット品なのかは品番で見分けることができます。ブティックラインは品番に数字しか記載されていませんが、アウトレット品は数字の前に「F」や「FS」が記載されています。
出典 : https://www.brand-square.jp/hpgen/HPB/entries/16.html
品番が記載されたシートは、バッグや財布などの内装に縫い付けられています。
アウトレット品の買取相場は財布だと約2,000円~5,000円、バッグは約3,000円~1万円となっています。
ちなみにブティックラインの買取相場は、財布だと約3,000円~6,000円、バッグは約1万円~4万円です。
ブティックラインと比べて、アウトレットラインは買取価格は安くなってしまいますが、ブランド品として買取に出すことはできます。
コーチの基礎情報
コーチはアメリカ発祥のブランドです。コーチは毎月新作を出すのが最大の特徴で、「コーチといえばこの商品」というものはありません。常に新しいものを提供するというブランドの方針で、お店に行ったら常に新しいものに出会えるという特徴をもっています。
日本では20代~30代に人気で、プレゼントやオフィス使い、またファッションアイテムとしても利用されています。
また定番の商品はないものの、コーチのブランドイメージとして「シグネチャー」が有名です。シグネチャーは2001年に登場した模様で、「C」をモノグラムとしてあしらっています。
出典 : https://japan.coach.com
またコーチはディズニーとのコラボ商品など、幅広くコラボアイテムも展開しています。このような背景もあり、若い層を中心に人気を集めています。
まとめ
コーチは毎月新作を発表するなど、常に進化を続けているブランドです。手が届きやすいブランドということもあり、他のブランドと比べて買取価格は安めですが、限定アイテムなどはプレミア価格がつく場合もあります。買取をお考えの方は一度、査定に出してみてはいかがでしょうか。