【2024年版】ブランド別買取事情~ロエベ(LOEWE)~
ロエベはバッグや財布、キーケース等の皮革製品を中心に、衣類やアクセサリー、フレグランスまでも手掛けるスペインのブランドです。そんなロエベの製品で、ご自宅でもう使わなくなってしまったものがあった場合には買取に出すことをお勧めいたします。本記事では最新のロエベの買取事情に関する情報を多数紹介いたしますので、ぜひご参考ください。
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ブランド「ロエベ(LOEWE)」について
まず、ブランドとしてのロエベについて解説いたします。
ロエベは1846年の設立以降175年もの間に世界中の人から愛されるラグジュアリーブランドとなりました。革製品を製造する職人たちが集まり、開いたのがロエベのルーツとなる工房でしたが、1872年、そこにドイツの職人エンリケ・ロエベ・ロスバーグが訪れ感動したことで、自分の名を冠したハウスを立ち上げて自身も働き始めたことがブランドとしての始まりとされています。さらに1892年にブティックを開設し、現在のアイコンにもなっているハンドバッグの製作を始め、革製品のハウスとしてだけでなくショップとしての役割も担うようになりました。ロエベの歴史史上最も大きな出来事だったのが、1905年にスペイン王室御用達の称号を授かったことです。ここで、ロエベはブランドとしての価値を確実なものにして成長していきます。1996年にはLVMH(モエ・ヘネシー ルイ・ヴィトン)グループの傘下に加わり、現在ではクリエイティブディレクターに自身のブランドがユニクロとコラボしたことでも有名な世界的なデザイナー、ジョナサン・アンダーソンを迎え、新しいロエベとして品質を落とすことなく、様々な製品を世に送り出しています。
ロエベの歴史
西暦 | 主な出来事 |
---|---|
1846年 | 革製品製造職人の共同体としてスペインで設立 |
1872年 | ドイツの職人エンリケ・ロエベ・ロスバーグが訪れ、自身の名を冠したハウスを立ち上げる |
1892年 | ブティックを開設し、ハンドバッグ等の製作をスタート |
1905年 | スペイン王室御用達の称号を授かる |
1965年 | デザイナーにカール・ラガーフェルドやラウラ・ビアジョッティを迎え、婦人向けのブランドも展開する |
1985年 | ルイヴィトンと提携 |
1996年 | LVMH(モエ・ヘネシー ルイ・ヴィトン)グループに買収され、傘下に入る |
2014年 | クリエイティブディレクターにジョナサン・アンダーソンが就任 |
ロエベを売りたいときは
ロエベの製品を売りたいとき、その方法として挙げられるのは以下の2つです。
ネット販売
アプリを用いてネットオークションやネットフリマという形で販売する方法です。この場合、ご自身で販売価格を決められるという利点がありますが、個人間の取引になるためトラブルや手続きの手間の多さがデメリットとなります。さらに、販売に出した製品に買い手がつくまで販売できないため、手元に売った分の金額が届くまでに時間がかかる可能性があることにも注意が必要となります。
買取に出す
買取には、宅配買取、訪問買取、店舗買取の3つのパターンが挙げられますが、全てプロの業者が査定を行い正しい買取金額を提示したのちに納得がいけばその場ですぐに販売でき、ネットに比べ買取金額が手元に届くのが早いです。どのタイプの買取にするかはお近くの買取業者のサービスの幅やご自身のご都合に最も適したものを選びさえすれば厄介な手続きはとても少ないため、ロエベが売りたいときには買取での販売がおすすめです。さらに、業者によってはLINE上で売りたい製品の写真を送ると査定を行うLINE査定もありますので、いくつかの買取業者で査定金額を比較し、より高い金額を提示した業者に売ることも可能です。
ロエベは皮革製品に特に力を入れており、使用している革も上質なレザーにこだわって製作しているため、買取市場で見てみてもバッグの人気と買取相場が圧倒的に高いです。さらに、品物を買取査定に出す際には出来る限りきれいな状態で持ち込むことがより高く売るためのコツです。美品と判断されれば買取金額もその分高くなるため、買取にだす前に売る予定の製品の状態を確認し、処理できる程度の汚れ等があればケアするとよいでしょう。保存状態を含めて、確認しておくべきポイントは以下の3つです。
付属品の有無
ミニバッグの場合にはショルダーストラップであったり、バッグについていた付属品の有無をきちんと確認しましょう、特にロエベのようなラグジュアリーブランドの場合、装飾品も高価なもので作られている可能性もあるため、ひとつでも装飾品が欠けていると大幅に買取金額が落ちることも考えられます。ほかにも、正規店で製品を購入した場合にはギャランティカードと呼ばれる保証書も同封されます。これは、その製品が本物であることを証明するため、買取に出す際には一緒に持ち込むようにしましょう。
不織布を使って収納
皮革製品同士を重ねた状態で保管すると、革同士がくっついてしまうことがあります。この時、無理に引っ張ってはがすと革の色が落ちたり、剥がれたりする可能性があるため、皮革製品を保管する際には不織布の収納袋にいれておくように心がけましょう。ほとんどの場合、購入時にブランド側が不織布に入れて渡しているかと思いますので、そちらを活用してみてください。
保存状態
どんな製品を売るときにでも必ず重要視されるのが保存状態で、買取での査定の際にも特に査定士がチェックを行うポイントでもあります。より綺麗であれば、買取価格もより高くなりますのでできる限り綺麗に扱うか、適切なメンテナンスを行っておくことをお勧めいたします。ロエベで使用されている革は非常に滑らかで肌触りが良いものばかりですが、そういった革は同時にデリケートでもあります。そのため、保存状態を保つために革の弱点である水気には十分注意しましょう。さらに保管する場所も湿度の高い場所は避けると良いです。使用後には、カバンの中のゴミをしっかりと掃除したり、雨に降られた場合には乾いた柔らかいタオルでそっと水気を拭い、立てた状態で陰干しを行うと綺麗な状態を保つことができます。さらに、査定前にはつなぎ目のホコリや表面の指紋を軽く拭うだけでも買取価格は違ってくるかと思いますので、ぜひ実践してみてください。
買取相場
最後にロエベの人気モデルごとの買取相場を紹介いたします。これはあくまで相場であり、流行や売りたい品の状態によっては提示した金額以上であったり、以下であったりするためご参考程度に見ていただければ幸いです。
モデルごとの買取相場(美品の場合)
モデル名 | モデルの画像 | 買取相場 | 特徴 |
---|---|---|---|
アマソナ | 70,000円~120,000円 ※素材によって買取価格も変動する |
ロエベのマイコン的バッグ | |
パズル | 90,000円〜150,000円 | 5通りの持ち方があるキューブ型のバッグ | |
フラメンコ | 60,000円〜80,000円 | 通常の牛革よりも柔らかさとしなやかさを 向上させた革であるナッパレザーが使われ ているバッグ |
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ハンモック | 100,000円〜160,000円 |
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バスケット | 20,000円~50,000円 ※カーフスキンで網模様を表現した ものは特に高価買取の可能性高い |
ヤシの葉やカーフスキンが使われた夏に人 気のかごバッグ |
バッグの形状ごとの買取相場の一例
バッグの形状 | バッグのイメージ画像 | 買取相場 |
---|---|---|
ボストン | 110,000円~121,000円 | |
ハンドバッグ | 87,000円~132,000円 | |
ミニバッグ ショルダーバッグ |
6,000円~180,000円 |
ロエベが展開しているバッグ以外の製品でも買取は可能です。しかし、その中でも香水などのフレグランスにカテゴライズされるものは使用期限、香り飛び、残量次第で高額買取から買取不可まで幅広い判定がされるため、買取相場を想定出来ないため今回は紹介しません。ご了承ください。
他の製品の買取相場
種類 | 買取相場 |
---|---|
財布 | 10,000~40,000円 |
衣類 | 数千円~70,000円 ※レザーを使ったコート等は高価買取の可能性が高い |