ブランドバッグを売りたい人必見!買取価格を上げるコツ
ご家庭にある使い込んでいたり、古かったりするブランドバッグは多少の汚れや傷があっても売れることをご存じでしょうか?もしもお手持ちのブランドバッグの中に「もういらないから売りたい」と考えているものがある方にぜひ知っておいていただきたい買取価格を上げるコツを本記事では紹介いたしますので、ぜひご参考ください。
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買取可能なバッグとは
ブランドバッグと一括りに呼んでも、ブランドや素材、保存状態によって「高価買取されやすいもの」「買取相場並みの買取価格が付くもの」「買取はできるがあまり高くない査定額がつくもの」等さまざまです。業者によっては査定額が出ないと判断する場合もあります。そこで、まずはじめにほとんどのブランドバッグにおいて買取が可能だと判断されるバッグについて説明いたします。
上の図で示した程度の使用感でしたら中古品として、さらに少ない使用感でしたら美品として査定された価格より高い買取価格が付く可能性が高いです。もしも、大きな傷や汚れ等があったり、大きな装飾品の欠損を見つけてしまったりしても、捨ててしまうのは勿体ないですし、買取が不可能なわけではありませんので一度買取に出して査定額を出してみることをお勧めいたします。
しかし、鞄としての機能を保っていなかったり、指先を擦ってしまった際等に付くような落ちにくい汚れがついていたりした場合には買取ができない場合がありますのでご注意ください。
ブランドバッグの査定ポイント
多くの買取業者がブランドバッグを査定する際にチェックしているポイントは以下の4点です。
どこのブランドのものか
ブランドバッグの買取で大きく査定金額を左右するのが、持ち込まれたバッグがどこのブランドのものかです。高価買取の可能性があるブランドバッグとして、まず挙げられるのが人気と知名度の高いハイブランドが販売していたバッグです。
高価買取の可能性が高いブランドの例
- エルメス(Hermès)
- グッチ(GUCCI)
- コーチ(COACH)
- サンローラン(SAINT LAURENT PARIS)
- シャネル(CHANEL)
- セリーヌ(CELINE)
- フェンディ(FENDI)
- ベルルッティ(Berluti)
- ボッテガヴェネタ(BOTTEGA VENETA)
- ルイ・ヴィトン(LOUIS VUITTON)
- ロエベ(LOEWE)
そして、もう1パターン高価買取の可能性が高いのが各業者が定期的に行っている強化買取中にあたるブランドのバッグです。これは業者や期間、時期によって異なるため具体例は挙げられませんが、買取を依頼しようと考えている買取業者の公式HPや店舗のSNS等をチェックすることをお勧めいたします。
ハイブランド商品の精緻な偽物ではないか
ハイブランドが販売するバッグを模して作られたものはコピー品とも呼ばれ、世の中に実は多く流出しています。中には大変精緻に作られたものもあり、ブランドバッグを専門に扱っていなければ見分けることが困難である場合もあります。その時に確実に本物であると判断する材料としてギャランティーカードというものが存在しています。このギャランティカードとはいわゆる保証書で、ブランドの直営店もしくは正規代理店で商品を購入した場合のみ発行されるため買取に出した際に本物と査定する判断材料として大変有効となります。しかし、並行輸入品にはこのギャランティカードが発行されている場合が少ないため、もしギャランティカードがなくても本物とした買取される可能性は0ではありませんので、一度専門業者の査定を受けてみることをお勧めいたします。
希少価値が高いか
ブランドバッグの価値はその希少さにも由来します。例えば、高級ブランドバッグとして有名なエルメスのバーキンは新品を購入するためのハードルが非常に高いことから希少価値が高いとされています。こういった新品で入手しにくい商品は買取市場での需要が非常に高く、高値で買い取られることが多くなっています。
保存状態がどのくらい良いか
買取業者は、買い取った製品を次の人へと繋げるため、購入したいと思う買い手がつくようできる限り綺麗な状態の製品を販売したいと考えます。そのため、査定時の保存状態が良ければ良いほど買取価格は高くなっていく場合が多いです。折角の素敵なブランドバッグを査定に出しても、買い取っても買い手がつかないだろうと判断されてしまっては勿体ありません。より高く売るために、きちんとケアしたり、買取に出す前に簡単に手入れをしたりといった一手間を加えてみましょう。簡単な手入れ方法に関しては「図 素材別のお手入れ方法」で紹介しております。
査定に持ち込む前に
先述したように、査定に持ち込む前に簡単な手入れをすると高価買取の可能性がぐっと上がることがありますので、ぜひ行うことをお勧めいたします。さらに、日々ケアしておくことでいつか買取に出すことになっても高値で買取が可能であったり、買取に出さなくても綺麗な状態を保ったまま長く使い続けたりできるようになります。ご家庭では落としきれない汚れ等が付着している場合には、バッグクリーニングにだすという方法もあります。バッグクリーニングの相場は15,000円前後ですので、ご予算に合う場合には利用してみるのも良いです。今回は、家庭でできるお手入れ方法に絞って素材別にまとめましたので、ぜひ参考にしてみてください。
素材別のお手入れ方法
素材 | 手入れ方法 | 注意 | 日々のケア |
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革 | シミは叩き拭きする | 水に弱い |
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ナイロン | 外せる部品は外し、中性洗剤を使って 手で押し洗いする |
縫い目や生地の隙間に埃が入りやすい | 内側の角のところをブラッシングし、埃 を落とす |
帆布 | 薄めた中性洗剤と柔らかい布を使い、 そっと汚れ部分を拭く |
汚れが蓄積しやすい汚れ部分が目立つ | 柔らかな毛のブラシを使い、ブラッシン グする |
ビーガン レザー |
大きめのブラシで埃を落とした後、 硬く絞った布で汚れを拭き取る |
湿度が高いところで使うと、はがれや ヒビが起こりやすい |
通気性の良いところで保管する |
スエード | しつこい汚れの場合は柔らかめの ブラシで軽くこする |
革クリームは使用しない | ゴムブラシで毛並みに沿ってブラッシン グする |
ムートン | 下に汚れても良い布を敷き、汚れ部分 を硬く絞ったタオルで叩き拭きする |
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毛の部分をブラッシングする濡れた場合 には詰め物をして陰干しする |