【2024年最新版】シンガーのミシンの買取事情について
意気込んで買ってはみたものの、あまり使わない、あるいは昔は使っていたのに最近じゃぱったりと触らなくなってしまった…ということが多いものには様々なものがありますが、ミシンもその一つです。
どうせ使わないままお家でホコリを被らせておくくらいなら、買取サービスを利用してみてはいかがでしょうか。特にシンガーのミシンは買取相場も比較的高めのモデルが多く、また、今は中古品の需要も高いことからタイミングとしてもバッチリです。
この記事ではシンガーのミシンの買取事情などをまとめたものです。最後までご覧いただければ幸いです。
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シンガーのミシンは買取価格が高い?
シンガーのミシンは買取市場でも比較的高値の査定額がつくことが多いミシンです。
その一因は、シンガーがミシン製造販売企業として長い歴史を持っている事とも無縁ではありません。
創業は1851年のアメリカで、アイザック・メリット・シンガーというドイツ系ユダヤ人がニューヨークで創業しました。日本はまだ江戸時代の頃です。第二次世界大戦では拳銃やアメリカ軍で使う機器の製造を行ない、戦後は再びミシンの製造を行ないました。
それから170年ほど経ちましたが、今でも家庭用ミシン、刺繍ミシン、業務用ミシンなど多数のラインナップを誇り、人気のミシンメーカーとして存続しています。
日本でのシンガーのミシンの販売はハッピージャパンとシンガー日鋼という2社が代理店として行なっていましたが、シンガー日鋼は2000年に解散し、現在ではハッピージャパンがシンガーミシンの製造、販売を行なっています。
歴史があって品質も折り紙付き、しかも2020年以降、新型コロナウイルスの影響で新しく裁縫などを始めてみた、という方が増えたことも手伝い、良いミシンを安値で買える中古品市場の需要も高まっていることから、シンガーのミシンの買取価格が高めになっているようです。
シンガーミシンの買取相場
シンガーミシンの買取相場は、機種と発売からの年数、ミシンの状態に大きく影響を受けますが、おおむね3,000円から50,000円程度となっています。
ここからは代表的な機種の買取相場についてご紹介します。
ヴィヴァーチェ
シンガーのミシンでは高級機で、新品だと100,000円を超えるものも多く、刺繍機能をはじめとして、家庭用としては破格と言える高機能を持つ汎用型のミシンと言えます。
そのため買取価格も比較的高値で推移しており、20,000円から45,000円ほどが相場となっています。
モナミ
モナミシリーズはミシンとしての基本的な機能に加えて、縫い心地の軽さ、自動糸切り機能などをセットした初心者から中級者まで扱いやすいミシンです。モナミヌウ、モナミヌウプラスなどがラインナップされています。
買取の相場としては3,000円から12,000円ほどが多いようです。
ブーケ
家庭用ミシンでありながら、コンピュータ搭載で文字縫いなどもできるという多機能が売りのミシンです。特に最新型では大きな液晶画面なども搭載されて操作性も高いです。
相場としては3000円~1万円ほどでの買取が多いようですが、オプションが揃っていたり、保管状況が良ければより高値での買取が期待できる人気機種です。
ヌイヌイ
シンガーのミシンとしては基本的な機能を備えたベーシックなミシンです。発売から日が浅いものなどは10,000円前後での買取事例もあるようです。
工業用ミシン
シンガーのミシンでも特に服飾工業用に製造されたものは、市販品よりも高速で縫える、厚手の生地に対応しているなど、家庭用ミシンにはない特徴があります。
これらも買取対応している専門業者は多く、概ね10,000円前後で買取されているようです。
その他アンティーク品
シンガーは歴史の長いミシンメーカーだけあって、現存するミシンの中にはアンティーク品と見られるようなものもあります。
これらはミシンとしての実用性よりはインテリアやコレクターズアイテムのような扱いになることが多く、動作不能品でも1,000円程度で買い取られる他、機種や状態によっては50,000円と、最新型のミシンと同等の査定額がつく場合もあるようです。
シンガーのミシンを処分するならどういう方法がある?
シンガーのミシンを処分する方法としては以下の3パターンがあります。それぞれにメリット・デメリットがありますので、自分にあった方法を使いましょう。
リサイクルショップへの持込み
ご近所のリサイクルショップへの持込みは手軽なミシンの処分方法として代表的なものです。
メリットとしては近くにあれば営業時間中にいつでも持込ができることがあります。
デメリットとしては店舗営業型のリサイクルショップでは、買取価格が安くなる場合もあることです。店舗の家賃や人件費などを加味すると、どうしても査定額が安くなってしまう場合があるようです。
また、専門の査定員ではなくアルバイトスタッフが査定を行なうこともあるようで、その場合はせっかくの良いミシンが安値で買いたたかれる、というおそれもあります。
粗大ゴミとして出す
余りに破損が酷い、古すぎる場合は粗大ゴミに出してしまうことも一つの選択肢ではあります。
メリットとしては査定の申し込みなど面倒な手続きは不要、自宅前で回収してもらえる自治体が多いことがありますが、デメリットとしてはせっかく買値がつくものをゴミとして処分してしまうことがあげられます。
出張買取サービスの利用
出張買取サービスは読んで字のごとく、自宅まで専門知識を持った査定員が訪問して買取を行なうものです。リサイクルショップとの違いとしては業者側が訪問してくれるので都合のいい時間に査定をしてもらえること、店舗営業しているリサイクルショップと比べると比較的高値の買取が期待できることがあります。
デメリットとしては申し込みの手間がかかることがあげられます。
シンガーのミシンの買取価格を上げるポイント
ネットなどでシンガーのミシンの買取価格を調べていると、同じ型番のミシンでも買取価格に大きく差が出ているのに気付く場合もあります。
これにはいくつか理由があります。
付属品の有無
ミシンに限らず家電製品を購入すると様々な付属品がついてきます。
説明書や整備用の小物、カバーなどです。特にカバーは新しく購入することが難しいことも多いので、付属していると査定額に大きく影響します。
ミシンとして動作すること
ミシンとして作動すること、というのは当たり前のように思えますが、何年も放置したミシンでは、糸くずが引っかかっていたり、機械油が切れたりして動作が不完全、もしくは完全に故障して動かなくなっていることがあります。
せっかく買取を依頼したのにジャンク品扱いでガッカリしない為にも、買取を依頼する前に一度動作確認をしてみるのがおすすめです。
ついでに付属品もまとめておけば、買取もスムーズに進むでしょう。
発売から年数が経過していない
当然の事ながら、新しい機種は買取価格が高く出ることが多いです。もし、ご自宅にあるミシンがまだ新しく、今後使う予定がないようなら早めに買取サービスを利用されるのがおすすめです。
年々買取価格は下がりますし、先に書いたように放置しておくとそれだけ故障するリスクも高くなります。
こういった買取事例では、家庭用ミシンのほうが高値になることがあります。
家庭用ミシンは扱いやすく、コンパクトな機種が多く、需要が高いことが影響しています。
その反面、用途が限られるロックミシンや機能が限定されている工業用ミシンなどは、新品価格に比較すると安値での買取が多い傾向があります。
ミシンの買取価格を上げるポイントは以下の記事でもくわしく解説しておりますので、あわせてチェックしてみてください。
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まとめ
ここまでシンガーのミシンの買取事情について見てきましたが、皆様の参考になれば幸いです。
高く買取して貰うポイントについても触れましたが、付属品を揃え、新しい内に売るというのもポイントです。
使わないミシンは早めに売ってしまう方が収納場所を取らないですし、買取価格の向上にも繋がるので、もしご自宅に使わないシンガーのミシンがありましたら、早めの買取サービスご利用をおすすめします。