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ヤマハのピアノの買取は何年前のものまで値段がつくの?

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2021年12月27日
ヤマハのピアノの買取は何年前のものまで値段がつくの?
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ライター

しみず

お家の引越し、建て替え、お子様の独立や、あるいはご両親の他界など様々な人生の節目で、ピアノの処分というのを考えなければ行けない場合もありますが、大切にしてきたピアノの処分は寂しいと思われるかもしれません。大事にしてきたピアノだからこそ、きちんと値がついて売れてほしいものです。
そこで今回は特にヤマハのピアノ買取について、古いピアノでも売れるのか、どのくらいの値段で売れるのかをご紹介します。

何年前のピアノまで値段がつくの?

グランドピアノ

ピアノの値段がつく年数というのは分かりづらいし難しいのですが、一般論として、ピアノの値段は、約50年前までのものならば査定が出ると言われています。ヤマハのピアノを買取に出す場合も、このくらいが目安となっています。

2021年から数えると大体1970年代前後のものが、値がつくピアノでは一番古いと言ってもいいです。現在普及しているピアノに使われている木材であれば、そのくらいまでは十分耐久性があると考えられています。

1970年代は高度経済成長期とも重なり、あらゆるもの需要が増えましたがピアノも例外ではありません。この年代のピアノが未だに市場で値段がつくのも、盛んに製造されていたため量産効果による品質が安定しているようです。

しかし、1970年代のピアノと、2010年代のピアノが同じ値段というわけではありません。
一般論ではありますが、古いピアノほど安くなります。また、整備状況が悪いピアノも当然安い査定額になってしまいます。

古いピアノの査定額が安くなる理由

古いピアノは査定額が安くなる

1970年代のピアノでも値段がつく、と書きましたが、実はこれも条件付きです。
その理由は、ピアノ本体の劣化が関係しています。

木材が劣化するのはもちろんですが、ピアノの中に設置されている弦が錆びたり緩んだり、あるいは弦を叩くハンマーがすり減っていたり、鍵盤に割れが生じていることがあるからです。

これらをそのまま中古ピアノとして売り出すわけには行かず、買取業者のほうで整備・修繕を行った後に売り出されます。

つまり、買い取る側としては、整備費用を査定額から差し引いて、残りを渡しているようなイメージです。

元の状態が良いほど査定額から差し引かれる整備費用は安くなるので、同じピアノでも状態次第では値が付く場合と値がつかない場合があります

特に古いピアノでは整備にかかる費用が多くなることが多いので、値段が安くなりがち、というのが査定額が安くなる理由となります。

整備補修はやってから買取に出すべき?

蓋を開けたピアノ

では、ピアノの買取査定額を上げるには整備補修さえしてしまえばいいのか、というのはおすすめしません
ピアノの整備というのは手間と、時間と、そして高い技術を必要とするものだからです。

響板の交換

これは一般の方には不可能と断言できます。
なぜなら、響板を交換するには、ピアノの弦も、フレームもすべて取り外さなければならないからです。そもそも響板とは、グランドピアノなら弦の下側、グランドピアノの底にあたる部分の木材のことを指します。これを自分で交換できるとお考えの方は、おそらく居ないでしょう。

弦の張替え・調律

ピアノに張られている弦そのものは、一般の方でも購入できるものです。
しかし金属製のワイヤーに強い力を掛けて締め上げているので、徐々に金属が伸びて、音がどんどん狂っていきます。
これを調整するのがピアノ調律技能士という資格を持った方なのですが、れっきとした国家資格です。それだけでも、素人が行うには無理のある作業だと、ご理解いただけると思います。

ハンマーの交換

ピアノの弦を叩くハンマーは、木の柄の先にフェルトでできたハンマーが取り付けられています。実はこのハンマーの形状もピアノの音に影響を与えます。古いピアノでは同じ場所に弦が当たるのでハンマーは凹んでしまうものですが、これを少し削ってもとの形状に近づけたりするなど、非常に細やかな技術が必要とされる作業です。

鍵盤の調整

鍵盤も、年数経過とともに沈み込んだままになったり、動きが悪くなる場合があります。これを調整するのも、ピアノの機構のことがわかっていなければできないものです。

電子部品の交換・整備

90年代以降のピアノでは、消音装置や自動演奏機能を組み込んだものも製造されましたが、これらの部品が劣化していることを考え、整備する必要があります。

最低限外装だけでもきれいにしておくのがオススメ

ピアノの内部はともかく、外側なら誰にでもきれいにすることができます。
固く絞った濡れタオルなどで優しく拭き取り、水拭き後に柔らかい布で拭き取ればきれいにすることができます。また、ホコリなどは定期的に払っておきましょう。

ピアノの鍵盤は、外側にアクリル素材や人口象牙といった素材を貼り付けてあります。 これらの素材は、アルコール消毒液が触れると
ひび割れる場合がある ので、固く絞った濡れ布巾で拭き取るようにするのがおすすめです。

ヤマハのピアノ買取時の参考査定額一覧

アップライトピアノ

ヤマハのピアノ買取はシリーズごとに値段が異なる傾向があるので、ここではシリーズごとに分けてご紹介します。

品番の見方について

ヤマハのピアノを買取に出す際に調べる型番品番・製造番号はグランドピアノとアップライトピアノで刻印場所が決まっています。

グランドピアノの場合

ヤマハのグランドピアノの場合、鍵盤側の手前の屋根を開くと、フレームの一番右端の高音部のあたりに刻印がされています

アップライトピアノの場合

ヤマハのアップライトピアノの場合は、本体上部の屋根(天板)を開いて、右側の上の方の金属部分に刻印されています

シリーズの見分け方は?

ヤマハのピアノはアルファベット+数字で品番を表しています。アルファベット部分が、シリーズごとに異なるのでどのシリーズかはこの部分で分かります。
例えば、C3と書いてあればCシリーズでグランドピアノだとわかるという具合です。

出典 : https://yamaha.custhelp.com/app/answers/detail/
a_id/1752

Uシリーズ・UXシリーズ

査定相場 80,000~350,000円
代表的な機種 UX・UX1、U1A、U10Aなど

Uシリーズはヤマハでもかなり長い歴史を誇るシリーズで、50年代から製造されていますが、中心となるのは70年代のモデルです。現在も販売されているYUシリーズはこのUシリーズの後継に当たるものです。

UXシリーズは型番のXの文字通り、ピアノ背面にX字型の支柱を配置したピアノです。
この支柱によりピアノの安定性が増し、グランドピアノにも匹敵する音色を出せるとも言われており、特にUXシリーズの初代であるUXは人気があります。

YUシリーズ・YUSシリーズ

査定相場 100,000~500,000円
代表的な機種 YU11・YU50・YUS1・YUS5

YU・YUSシリーズはヤマハのピアノ買取でも年式が新しいものが多く、特に査定額が高めにつくシリーズで、特に、YUSシリーズはアップライトピアノとしては最高級機にあたるもので、グランドピアノでも使用される素材を使うなどシてコンパクトな中にも高いクオリティを実現しています。

現在でも販売されているものは、中古でも状態が良いものが多く、中古市場で人気が出ます。その分。高く買い取ってくれることが多いので狙い目です

Wシリーズ

査定相場 20,000~200,000円
代表的な機種 W101・WX5AWncなど

Wシリーズは見た目に大きな特徴があります。通常、ピアノは艶々の黒色塗装が一般的ですが、Wシリーズでは頭文字のWが示すとおり、木目がわかる仕上げとなっています。温かみのある見た目がお部屋の雰囲気とマッチすることから中古市場でも人気の高いモデルのようです。

Cシリーズ・Zシリーズ

査定相場 100,000~800,000円
代表的な機種 C3・G1B

Cシリーズはヤマハのグランドピアノのラインナップでも、一般家庭でも使えるものからピアノ教室やスタジオなどでも導入されるタイプのものです。

Zシリーズはグランドピアノとしては最もコンパクトなサイズで6畳間にもおけるサイズで、日本の住宅環境にも適応したグランドピアノです。

ヤマハのピアノの買取は出張買取サービスがおすすめ!

おすすめ

ヤマハのピアノを買取に出す際、利用すべきサービスは出張買取一択といっても過言では有りません。

搬出・搬入の手間

ピアノは楽器として最大級の大きさと重さを持っています。
グランドピアノで400kg程度、アップライトピアノでも250kg程度もあります。

運ぶにしても、少なくとも軽トラッククラスの車は必要ですし、荷台に乗せたり、2階のベランダから降ろすのにクレーンが必要かもしれません。これを自分で用意するのが現実的でしょうか?

搬出・輸送を業者に依頼する手もありますが、約50,000円前後必要です。この他に家の二階からクレーンで搬出する場合、階段しかない場合、解体組み立てが必要な場合にオプション料金が必要になるなど、ただ運ぶだけでもかなりの金額になります

事故の危険も

特に古いピアノを動かそうとして、脚が折れたりキャスターが外れたりする事例もあります。基本的にピアノは設置したら動かさないもの、という前提があるようです。
専用の輸送用のリフトや、そうでなければキャスターに頼らず、持ち上げるくらいでないと本来は危険です。
大切にしてきたピアノが、最後の最後に事故やうっかりミスで破損して、粗大ごみになるのは避けたいものです。

オークションサイトやフリマアプリも難しい

オークションサイトやフリマアプリへの出品も現実的ではありません。出品手数料もかかりますし、落札時の値段次第ではほとんど利益が出ない場合も考えられます。

出張買取業者に任せて安心!

そもそもピアノの買取自体が出張買取の事例が多いです。買取業者自信がピアノを引き取りに来るので、改めて輸送料などが発生することはありません。
無理に動かさず、業者任せにしておくのがヤマハのピアノを買取で大切なことです。

業者の選び方などは以下の記事でまとめていますので、そちらもご覧ください。

まとめ

ここまでお読みいただきありがとうございました。最後に、この記事の内容を簡単にまとめておきます。ピアノを買取に出す際の参考にどうぞ。

  • ピアノは維持するのが大変で、木材を使用しており寿命がある
  • オーバーホールを一般の人が行うのはかなり難しい
  • ヤマハのピアノは中古市場でも人気が高いピアノ
  • 70年代くらいまでのピアノならまだまだ値がつく
  • 買取については出張買取に対応しているところに依頼するのがおすすめ