モニッケンダムの魅力とは?世界を驚かせた功績や買取事情もご紹介

イギリス初のジュエリーブランド、モニッケンダム(MONNICKENDAM)は、1890年の創業以降「原石に命を与える」ことをモットーとし、最高の輝きを作り出すことに情熱を注いできました。
今回は、モニッケンダムの魅力を存分にお伝えしていくほか、ベストセラージュエリーや買取事情などもご紹介していきますので、ぜひ最後までご覧いただけたら幸いです。
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モニッケンダムの魅力
1890年にイギリス・ロンドンで創業したモニッケンダム(MONNICKENDAM)は、最高品質の原石を見極め、美しい輝きを放つダイヤモンドジュエリーを生み出し続けています。
ここでは、モニッケンダムが持つ魅力を余すところなくご紹介していきます。
世界三大カッターズブランドの一つ
「カッターズブランド」とは、ダイヤモンドの原石の調達からカッティング、研磨まですべての工程を自社でおこなっているブランドのことをいいます。
一般的なブランドでは原石の調達はおこなわず、すでにカットと研磨がなされたきれいな状態のダイヤモンドを仕入れるケースが多いです。
カッターズブランドは世界に数多く存在していますが、モニッケンダムは、同じくダイヤモンドブランドである『ロイヤルアッシャー』と『ラザールダイヤモンド』とともに、世界三大カッターズブランドに名を連ねています。
ダイヤモンドの美しさは、原石の時点で8割決まるとされているため、良質な原石を厳選することが重要です。
モニッケンダムでは、130年以上の歴史に裏付けされた経験から、透明度が高く歪みの少ない最高の原石を厳選し、世界トップレベルの技術でカットを施しています。
0.00164ctの奇跡

出典 : https://www.monnickendam-dia.com/about/craftsmanship/
高いカッティングポリシーを持つモニッケンダムは、創業以来「原石に命を与える」をモットーに掲げ、多くの優秀なカッターを育成してきました。
1965年には、生え抜きの職人であるキース・ボーエンが、直径1mmにも満たない1/607カラット(0.00164ct)のダイヤモンドに58面体のフルカットを施すことに成功し、ダイヤモンド業界を震撼させました。
この高い技術力は今も受け継がれており、高品質で美しいダイヤモンドがあしらわれたジュエリーの数々は多くの人の心を魅了しています。
ダイヤモンドへのこだわり
モニッケンダムは「世界三大ダイヤモンドブランド」にも名を連ねるほど、ダイヤモンドへの情熱や高い技術力を有しています。
そんなモニッケンダムが作り上げるダイヤモンドの特徴についてご紹介していきます。
ラグジュアリーホワイト
モニッケンダムが誇るダイヤモンドは、ブリリアンシー(屈折と反射によるまばゆい白色光)にこだわりがあり、その白く豊潤な輝きは多くの人を魅了しています。
“さまざまな色の気配がするような白”、“色が薫り立つようなニュアンスの白”とも例えられ、その唯一無二の美しい輝きは「ラグジュアリーホワイト」と呼ばれています。
サークルオブラスター

出典 : https://www.monnickendam-dia.com/about/craftsmanship/
さらに、1950年にモニッケンダムが開発した技法「サークルオブラスター」は、ダイヤモンド業界に大きな衝撃を与えました。
これは、ダイヤモンドのラウンドブリリアントカットのガードル(ダイヤモンド上部と下部を分ける境目)を研磨する技術のことで、ダイヤモンドを真上から見ると、磨かれたガードルが光の輪となって美しく輝きます。
今では多くの企業がおこなっていますが、モニッケンダムのクラフツマンがダイヤモンドをより美しく輝かせるために追求し続けた、世界の先駆けとなった技術です。
スパークリングフィニッシュ
また、モニッケンダムでは、仕上げとしてダイヤモンドの各面を研磨痕が完全に消えるまで幾度も磨き上げるポリッシュをおこなっています。
世界最高水準の技術で鏡面のように磨き上げる最後の仕上げによって、ダイヤモンドのきらめきや照りを最大限に引き出しているのです。
ダイヤモンドの輝きが光の反射で四方に弾け飛ぶようなイメージから、「スパークリングフィニッシュ」と呼ばれています。
モニッケンダムのベストセラージュエリー3選
モニッケンダムには美しいジュエリーが多数ラインナップされていますが、その中でもベストセラーに輝く人気ジュエリーを3つご紹介していきます。
【婚約指輪】11EN18

出典 : https://www.monnickendam-dia.com/bridal/item/engagering/11en18.html
センターのダイヤモンドの両脇にメレダイヤモンドを2石ずつあしらった人気のエンゲージリングです。
中央に向かって細くなる腕(アーム)は、ラグジュアリーホワイトのダイヤモンドを引き立てるよう緻密に計算されており、ダイヤモンドを最大限に活かしつつ華奢な印象を与えるデザインになっています。
【結婚指輪】17WR42

出典 : https://www.monnickendam-dia.com/bridal/item/weddingring/17wr42.html
しなやかなS字ラインに7石のダイヤモンドをあしらったデザインのマリッジリングです。
シンプルすぎず華美すぎない絶妙なバランスは、凛とした気品を感じさせてくれます。
メンズタイプの『17WR43』はダイヤモンドの装飾がないプレーンなデザインで、17WR42とセットリングになっています。
【ネックレス】A1337

出典 : https://www.monnickendam-dia.com/jewellery/item/necklace/a1337.html
A1337は、ダイヤモンドのきらめきがみずみずしい花を表現しており、華やかでエレガントなネックレスに仕上がっています。
他にも人気のジュエリーが多数ラインナップするジュエリーコレクション「Floral」は、花と豊穣を司る女神フローラが微笑み、イングリッシュガーデンに咲かせる可愛らしい花をイメージしています。
モニッケンダムの買取価格は?
モニッケンダムは、ブランド力はもちろん、ダイヤモンドの質、土台や地金に使われている金・プラチナの質もトップクラスです。
そのため、買取相場は安定しており、アイテムによっては高く買い取ってもらえることも多いです。
ただし、ブライダル関連アイテムに限っては、ダイヤモンドや地金だけの価値になってしまいがちです。なぜなら、離婚などさまざまな理由で手放されたブライダルリングの需要はほぼ無いに等しいからです。
しかし、モニッケンダムは、人気やトレンドなどに大きく左右されにくい、本当に質の良いジュエリーだけを製造しています。
需要は少なくとも常に安定した価値があるため、信頼できる買取店に査定を依頼すれば、ダイヤモンドや貴金属以下の価値になってしまうことはないでしょう。
そのため、モニッケンダムの価値をしっかりと理解している、経験や知識のある買取業者に査定を任せることが重要です。
買取業者の選び方は?
とはいうものの、世の中には多くの買取業者がありますので、どこを選べばよいかわからない方も多いでしょう。
ひとまずは、査定後でも買取のキャンセルが可能な業者を選ぶのがおすすめです。
もし査定額に納得いかなかった場合や、対応に不信感があった場合などは、売りたくないと考える場合もあるでしょう。
キャンセル不可の業者の場合はキャンセル料を取られてしまう可能性もありますので、キャンセル料が無料の業者を選ぶようにすると良いでしょう。
この方法であれば、複数の業者に査定を依頼して、一番高い査定額を提示してくれた業者に買取を依頼することもできます。
少しでも高く売りたい場合は、キャンセル料が無料の3~5社ほどに査定を依頼して査定額を比較してみるのもおすすめです。
まとめ
- 世界三大カッターズブランドの一つであるモニッケンダムは、最高の原石を厳選し、世界トップレベルの技術でカットを施している。
- ダイヤモンドへの情熱が強く、ガードルを研磨する技術「サークルオブラスター」を開発するなど、業界中に衝撃を与えた。
- 買取相場は基本安定しており、アイテムによっては高く買い取ってもらえる。