ヴァンクリーフ＆アーペルを高く売るコツは？高額買取シリーズや相場もご紹介

ヴァンクリーフ＆アーペルについて

出典 : https://www.vancleefarpels.com/jp/ja/the-maison/articles/discover-the-alhambra-collection.html

1906年にフランス・パリで誕生したヴァンクリーフ＆アーペル（Van Cleef & Arpels）は、アルフレッド・ヴァンクリーフとその結婚相手シャルルの妹エステル・アーペルの名前が由来です。

主に女性向けのネックレスやブレスレット、リング、時計、香水などを展開しており、モナコ皇室御用達ブランドとしても名を馳せています。

花や蝶、雪の結晶などをモチーフとした上品なデザインは、幅広い世代の女性を魅了しています。

すべてのジュエリーが一流の職人の手により一つ一つ丁寧に作り上げられており、同じデザインでも宝石が異なるなど、1点もののアイテムが多いことも魅力の一つです。

宝石を支える金属が外からまったく見えないように固定する「ミステリーセット」という極めて複雑な技巧を可能にし、ハリーウィンストンと並び称されるほど高い品質とブランド力を誇っています。

ヴァンクリーフ＆アーペルは高く売れる？

ヴァンクリーフ＆アーペルは買取市場においても絶大な人気があり、古いアイテムでも高く売れやすいです。

ブランド全体の買取率は35%ほどで、高級ブランドの中でも特別高く売れるブランドといえます。

アイテムやシリーズによって買取率が大きく異なるわけではなく、基本的にどのアイテムでも高い利率で換金できる点がヴァンクリーフ＆アーペルの買取における特徴です。

並行輸入品やセール品も存在しないため、中古でも値落ちせず、コンディションの良いものに関しては新品とあまり変わらない価格で販売されていることもめずらしくありません。

ブランドの価値が高水準で維持されているため、ほとんどのジュエリーは状態によっては高額買取が期待できます。

ただし、時計の買取率はジュエリーに比べて少し下がります。他の高級時計ブランドと比較すると買取額が安く感じるかもしれません。

ヴァンクリーフ＆アーペルで人気のモチーフ

ヴァンクリーフ＆アーペルにはさまざまなジュエリーコレクションがあり、それぞれに特徴的なモチーフがあります。

中でもアルハンブラ、フリヴォル、ペルレ、フローラ、ファウナ、クチュール、アントレ・レ・ドア リングは高い人気があり、買取を強化している業者も多いです。

アルハンブラシリーズ

出典 : https://www.vancleefarpels.com/jp/ja/collections/jewelry.html

ヴァンクリーフ＆アーペルの代名詞ともいえる「アルハンブラ（Alhambra）」は、四葉のクローバーから着想を得たコレクションで、幸運のシンボルとも言われています。

ヴィンテージアルハンブラ

1968年当時のアルハンブラをオマージュした、存在感のあるコレクションです。

アルハンブラシリーズはどれも高価買取が期待できますが、ブランドアイコンにもなっているヴィンテージアルハンブラはとくに人気が高く、他のシリーズよりも買取価格が高くなりやすいです。

ひと目見て『ヴァンクリ』のジュエリーとわかるデザインで多くの女性を魅了し、当時から現在まで人気が衰えることがありません。

ラッキーアルハンブラ

2006年に登場したラッキーアルハンブラは、自然からさまざまなモチーフを得た、カラフルなデザインのコレクションです。

四つ葉のクローバーやハートなどの4モチーフが一つになっています。

スウィートアルハンブラ

2007年に登場したスウィートアルハンブラは、ハートやパピヨンなどのモチーフを合わせた、軽やかで繊細なデザインのコレクションです。

他のコレクションに比べてシンプルなのでカジュアルな服装にも合いやすく、普段使いにもぴったりです。

マジックアルハンブラ

2006年に登場したマジックアルハンブラは、さまざまなサイズのモチーフを組み合わせたデザインが特徴的なコレクションです。

アイテムによってはアシンメトリックであったり石の色が違っていたりと、それぞれ異なる印象を楽しむことができます。

ピュアアルハンブラ

2001年に誕生したピュアアルハンブラは、四つ葉のクローバーのモチーフがゴールドで縁取られているのが特徴的なコレクションです。

シンプルでなめらかなデザインは、どんなコーディネートにも合わせやすいです。

フリヴォル

出典 : https://www.vancleefarpels.com/jp/ja/collections/jewelry.html

フリヴォルは、立体的なハート型の花びらが軽やかに輝くコレクションです。

繊細ながらもヴァンクリーフ＆アーペルらしいデザインで、一点でも抜群の存在感を放ちます。

ペルレ

出典 : https://www.vancleefarpels.com/jp/ja/collections/jewelry/perlee.html

ペルレは、ゴールドビーズが特徴的なデザインのコレクションです。

初めはさまざまなモチーフの縁取りとして用いられていましたが、2008年から1つのコレクションとして展開されていきました。

ヴァンクリーフ＆アーペルの買取相場

ヴァンクリーフ＆アーペルのジュエリーは中古市場でも人気が高いです。

下表にヴァンクリーフ＆アーペルの一部アイテムの買取相場をまとめましたので、参考にしてみてください。

アイテム名	買取相場
ヴィンテージ アルハンブラ ネックレス	210,000円
ヴィンテージアルハンブラロングネックレス 20モチーフ	1,200,000円
スウィートアルハンブラペンダント	120,000円
ペルレ クローバー ペンダント	320,000円
フリヴォル ペンダント ミニモデル	120,000円
ドゥ パピヨン ペンダント	500,000円
マジック アルハンブラ アントレ レ ドア リング	450,000円
2021ホリデーシーズン限定 ヴィンテージ アルハンブラ ネックレス	480,000円
2020ホリデーシーズン限定 ヴィンテージ アルハンブラ ネックレス	480,000円

ヴァンクリーフ＆アーペルを高く売るコツ

ヴァンクリーフ＆アーペルを少しでも高く売るために、おさえておきたいポイントを3つご紹介いたしますので、ぜひ実践してみてください。

付属品を揃える

箱やギャランティカード、鑑定書、販売証明書など、商品購入時についてきた付属品はすべて揃えておくと高額買取が期待できます。

ギャランティカードや鑑定書があると、そのアイテムが本物である証明になり再販しやすくなるため、業者側からしても高く買い取りやすいです。

買取業者によっては、ギャランティカードや鑑定書がない状態だと数万円の減額になるケースもあるため、できるかぎり揃えて査定に出したほうがよいでしょう。

使わないと思ったら早めに売る

ヴァンクリーフ＆アーペルに限らず、ブランドのジュエリーや時計は新作が次々に発売されます。基本的には発売日が新しいものほど高く売れる傾向にあるため、時間の経過とともに既存アイテムの価値はどんどん下がっていってしまいます。

そのため、もう使わないと思ったアイテムは少しでも早く売ることが重要です。

人気アイテムや希少価値の高いアイテムは価値が下がりにくいこともありますが、ほとんどのアイテムは下がってしまいますので、売却を検討中のものはすぐに売りに出すことをおすすめします。

きれいな状態を保つ

どのようなアイテムであっても、きれいな状態のほうが買取において有利になります。

傷や汚れがあると査定時に減点されて買取価格が下がってしまいます。

保管の際は、ほかのジュエリーと接触して傷をつけないよう仕切りのある箱に入れたり、日光に直接当たらない場所に置いて変色を防いだりすることが大切です。

着用の際も、化粧品や香水にふれて変色するのを避けるため、完全に乾いてからジュエリーを身に付けるようにしましょう。

ヴァンクリーフ＆アーペルはどこで売れば良い？

ヴァンクリーフ＆アーペルのアイテムを売却するなら、『ブランドジュエリーの買取に強い店』を選ぶことをおすすめします。

ブランド品の買取専門店だとしても、バッグや財布には強いがジュエリーには詳しくないというところも少なくありません。

ブランドジュエリーの買取に強い、なおかつヴァンクリーフ＆アーペルの買取に力を入れている買取店を選ぶことで、適正価格で買い取ってもらいやすいです。

買取店のホームページなどに、これまでの買取実績や買取強化ブランドを掲載しているところも多いため、あらかじめチェックしておくと良いでしょう。

また、買取店によって査定のポイントが異なるため、買取価格に差異が発生することは避けられません。例えば、同じアイテムにA店は10万円、B店は20万円の買取額をつけるということも起こり得る話です。

そのため、少しでも高く買い取ってもらいたい方は、複数の買取店に査定を依頼し比較することをおすすめします。その中で一番高い査定額を出してくれたところに買い取ってもらうと良いでしょう。

まとめ

ヴァンクリーフ＆アーペルはアルハンブラシリーズをはじめとして、基本的にどのアイテムも需要が高く、高値で売れやすいといえます。

高く買い取ってもらいたい場合は、ブランドジュエリーの買取に強いいくつかの買取店に査定してもらい、少しでも高値で買取してくれる店に売却すると良いでしょう。

最後までご覧いただきありがとうございました。