1. HOME
  2. 大蔵屋お役立ちコラム
  3. 喜平ネックレスを買取に出したい!売るタイミングと買取金額の目安

喜平ネックレスを買取に出したい!売るタイミングと買取金額の目安

  • 金買取
  • 買取相場
  • 高く売るコツ
2021年10月13日
喜平ネックレスを買取に出したい!売るタイミングと買取金額の目安
のはらのプロフィール画像

ライター

のはら

喜平ネックレスは鎖のような形状をした定番のネックレスです。金でできたものが多く、買取市場においても需要は高くなっています。本記事では喜平ネックレスを買取に出すときに知っておきたい基礎知識を紹介していますので、ぜひご参考ください。

喜平ネックレスとは

喜平ネックレスは円状のリングを90度ひねって繋ぎ合わせたネックレスです。リングを加工して面を作り、光が反射するようになっています。

面の数は主に2面、6面、8面があり、面の数が多いほど光を反射します。

喜平ネックレスの面の種類(一部抜粋)

2面 6面 8面
喜平ネックレス 2面
喜平ネックレス 6面
喜平ネックレス 8面

ちなみに喜平という名称の由来は諸説ありますが、アメリカ南北戦争のときに騎兵がつけていた鎖がモデルになったという説が有名です。

材質は金でできているものが多く、ほとんどの喜平ネックレスは18金で作られています。18金とは金の割合を示したもので、18金だと金が75%になります。金は割合が高いほど柔らかくなり、衝撃に弱くなるという性質があります。そのため、アクセサリーには18金以下が使用されることが多いです。

金の割合

種類 金の割合
K24(24金) 99.99%
K22(22金) 91.70%
K20(20金) 83.33%
K18(18金) 75.00%
K14(14金) 58.50%
K10(10金) 42.00%

ただし、すべての喜平ネックレスが18金でできているわけではなく、プラチナやシルバーでできているものもあります。そのなかでも高価買取が期待できるのはやはり金の喜平ネックレスです。

喜平ネックレスを売るタイミング

喜平ネックレスの材質が金の場合、金の相場が高いタイミングで売ると買取価格も高くなります。金の価格は、世界の供給と需要のバランスによって毎日変動しており、主に地金業者や銀行などで相場が公表されています。

1gあたりの金の価格変動グラフ(2021年3月時点)

金の価格変動グラフ

こちらのグラフは2016年から2021年2月までの金の相場を示したグラフです。
金の相場は毎日変動はしていますが、株式と比べて安定しており急激に上昇したり暴落するということはありません。しかし、月単位や年単位など長い目で見ると、数千円単位で変動しています。

グラフを見ると2016年は4,000円から4,500円付近だったのが、2020年には6,700円ほどとかなり高くなり、徐々に下降しています。

このように金の相場をチェックしながら、できるだけ価格が上がったタイミングを狙うようにしましょう。

喜平ネックレスの買取相場

喜平ネックレスの買取価格は主に重さや純度で決まります。買い取られた金のアクセサリーは状態が良ければそのまま再販売となりますが、状態が悪いと再度溶かして地金に再加工したあとに取引されます。そのため、重いほど取れる金の量も多くなり、価格が高くなるのです。

ネックレスの状態や重さ、純度などにより相場が異なるため買取相場には幅がありますが、およそ2万円から20万円で買取が行われています。

また金の買取価格は以下の計算式で求められるので、ぜひご参考ください。

買取価格(目安)=1gあたりの金の相場(24金)×重さ×金の割合
【例】4万5.000円=6,000円×10g×0.75

上記の計算はあくまで目安なので、詳しくは買取業者に見積もりをとって比較するのがおすすめです。

喜平ネックレスの歴史

喜平ネックレスは1980年から1990年にかけてのバブル期に流行しました。当時は金製品を身に着けることが流行し、その中でも喜平ネックレスは定番品として多くの人が購入しました。

その後はバブル期のように金製品を身に着けることが時代に合わないとして、需要も減っていきました。バブル期に喜平ネックレスを購入していた方は、その後身に着けることなく家でしまっているという方も多いのではないでしょうか。

金の相場はバブル期に比べて2~3倍になっているので、購入したときよりも高い金額で売ることができます。

金製品のお手入れ方法

金製品において、汚れの状態はあまり査定に影響しません。ただし、あまりにもひどい汚れだと買取を断られてしまうこともあります。普段からお手入れをして、買い取ってもらえる程度にはきれいに保ちましょう。

金製品は純度によって適したお手入れ方法が異なります。純度の高い24金だと基本的に変色や酸化しにくいので、柔らかい布で拭きとる程度で十分です。しかし、他の金属が混じっている18金は使っているうちに変色が発生してしまうことがあります。

変色は付着した皮脂が酸化してできるものです。使ったあとに皮脂を拭き取るようにしましょう。拭き取る布はメガネ拭きなどが適しています。

また、金以外の金属が混じっている18金は化学反応が起きやすいです。そのため、化粧水や温泉の付着などは避けるようにしましょう。

まとめ

喜平ネックレスは定番の金製品ネックレスです。買取業者でも買取を強化しているところが多く、買取市場でも需要は高くなっています。買取価格は金の相場にも左右されるので、できるだけ高くなっているタイミングを狙いましょう。また、喜平ネックレスの他に複数のアクセサリーをまとめて買取に出すことで買取価格が高くなる業者もあるので、一括して処分をしたい場合はお得です。

テレビCM放送中