ラルフローレンが愛される4つの理由。買取で人気のとあるデザインとは？

ラルフローレンとは？

ラルフローレン（Ralph Lauren）は、1968年に世界的デザイナーのラルフ・ローレン氏が立ち上げたアメリカのブランドです。

彼は元々、紳士服ブランド「ブルックス・ブラザーズ」で、ネクタイ売り場の販売員として働いていました。

その後、ネクタイメーカーにデザイナーとして入社し、ラルフ氏は独自の感性を活かし、自身が考案したワイドタイを販売。

当時は幅の広いネクタイはめずらしく、多くの若者に支持され大ヒット商品となります。

このころからラルフ氏の創造性やデザイン性が広く認められるようになりました。

これがきっかけで独立し、1968年に「ポロ・ファッションズ」を設立。そして自身のブランド『ポロ（POLO）』をスタートさせます。

その2年後の1970年には、ファッション界のアカデミー賞ともいわれる”コティ賞”を受賞します。これは1942年から45年間続いたアメリカの伝統的な賞の一つで、年間を通じてもっとも優れた創作活動をおこなったデザイナーを称える名誉ある賞です。

1971年からはレディースアイテムの販売も手掛け、現在ではメンズ・レディースともに、アメリカだけでなく日本でも知名度の高いブランドへと成長していきました。

ポロ ラルフローレンとの違い

ラルフローレンには、ヴィンテージラインの『RRL』やレディースラインの『Lauren Ralph Lauren』、ゴルフラインの『Polo GOLF』など、さまざまなラインが存在します。

『ポロ ラルフローレン（Polo Ralph Lauren）』はその中の一つで、ラルフローレンシリーズの原点であり、中核を担うラインです。本家ラルフローレンよりやや安い価格帯で、伝統的なアメトラを軸にクラシックかつ正統派なアイテムを展開しています。

一方、『ラルフローレン（Ralph Lauren）』は、ラルフローレンのメインラインで、伝統的なアメリカントラッドを体現しています。ポロ ラルフローレンと系統は似ていますが、ポロよりも少し高級な位置づけにあります。

ラルフローレンの年齢層は？

ラルフローレンはとくに年齢層が限定されているということはなく、一般的には10代～70代以上の幅広い世代に向けたアイテムを展開しています。

なお、コレクションによっては、ターゲットとする年齢層が異なる場合もあります。

たとえば、ポロ ラルフローレンはカジュアルで若い世代向けのライン、ラルフローレンはクラシックで大人っぽいファッションを好む方向けのラインです。

しかし、基本的には年齢関係なく楽しめるブランドで、アパレルだけでなくアクセサリーや香水、ホームグッズなど、さまざまなアイテムを展開しており、自身の好みやスタイルに応じたファッションアイテムを選べることが魅力です。

ラルフローレンが人気の理由

前述したように、ラルフローレンの大きな特徴といえるのが、10代～70代以上の幅広い世代に人気があるということです。

なぜラルフローレンはこれほど多くの人を惹きつけるのでしょうか。

その主な理由を4つご紹介していきます。

着心地の良い生地

ラルフローレンのポロシャツは、品質にこだわりを持っており、カジュアルの中にも質感のある上品なデザインを実現しています。

上質なコットンメッシュ素材を採用していて着心地と通気性が良く、軽い質感でありながらも決して安っぽく見えず、丈夫で傷みにくいところも魅力です。

流行に流されにくいデザイン

多くのブランドは流行を追い求めてモデルチェンジを繰り返していますが、ラルフローレンのアイテムは昔から変わらない品質を守り続けています。

流行に流されにくいデザインのものが多いため、たとえ10年前のポロシャツでも流行遅れに見えないことも人気の理由です。

流行に合わせて変わっていくことが当たり前のファッション界で変わらない勇気を持ち続けるラルフローレンは、時を超えても価値の下がりにくい安心のファッションブランドです。

シャツ1枚でも様になる

ラルフローレンの定番アイテムは、ベーシックなシャツやポロシャツです。

「シャツ」というとフォーマルで堅苦しいイメージを持たれる方も多いかもしれませんが、ラルフローレンのアイテムはバリエーションが多彩にラインナップされています。

ストライプやチェックといった柄や、イエローやブルーなどのカラーバリエーションも豊富なので、1枚のシャツだけでもさまざまなスタイルを楽しめるところが特長です。

若い世代からも注目

ラルフローレンは若い世代からも人気が高く、SNSでも多く見かけるようになりました。

比較的買いやすい価格帯、豊富なカラーバリエーションやサイズ展開、さらに世代や時代を気にせず着られるブランドなので、若い世代が利用する古着屋でも常に鉄板ブランドとなっていることも理由に挙げられます。

近年では、ルーズシルエットやビッグシルエットのアイテムを展開していることでも人気を集めています。

ラルフローレンの買取事情

先ほどお伝えした通り、ラルフローレンには多くのラインが存在します。

価格帯の高いラインのアイテムであれば、買取価格も高くなりやすいです。

中でもメインラインであるラルフローレン（Ralph Lauren）は高価買取が期待できますが、ポロシャツのように市場に多く出回っているアイテムはそれほど高価買取にはならない傾向にあるようです。

また、ラルフローレンの中では、ジャケットやスーツ、バッグ、時計なども高価買取されている実績があります。

アイテムの状態や製造時期などによっても価値は変動しますが、意外にも高額査定になる可能性もあるため、使っていないラルフローレンがあれば一度査定に出してみると良いでしょう。

買取で人気のアイテム

ラルフローレンのアイテムの中でも、不動の人気を誇るデザインがあります。

それは、ビッグポニーロゴがデザインされたものです。

2005年にUSオープンテニスのオフィシャルスポンサーに就任した際、公式ウェアとして発表されたことが始まりで、通常の3倍以上のサイズのロゴが左胸に刺繍されました。

発祥はテニスウェアですが、今ではラルフローレン代表作の一つになっています。

ポロシャツやTシャツなどに使用されている通常サイズのポニーロゴももちろん人気ですが、大きめのポニーロゴが使用されたアイテムはインパクト大で、非常に高い人気を集めています。

まとめ