センチュリーの高価買取モデルは?永く美しさを保つサファイアケースの魅力

1966年に誕生したセンチュリー(CENTURY)は、その繊細な手作業や高い技術、高いクオリティーによって今も時代の先駆けとして数々の腕時計を生み出し続けています。
芸術性もさることながら、腕時計に必要な実用性との両立を目指し、これまでブランド独自の技術発明で多くの特許を取得しています。
今回は、センチュリーの時計やブランドの特徴、人気コレクション、買取事情などをご紹介していきますので、ぜひ最後までご覧ください。
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センチュリーはどんなブランド?
センチュリー(CENTURY)は、ハンス・ウルリッヒ・クリンゲンベルグ氏がスイス・ビエンヌ近郊で創設したラグジュアリーウォッチブランドです。
創設したのは1966年ですが、実はセンチュリーの歴史はもう少し古く、1959年に発明された真空時計からスタートしています。
時計師として天賦の才があったハンス氏は、時計内部の空気を抜いて完全な真空状態にすることで、ムーブメントをほこりや水分から守るバキュームシステムを開発。その技術力は、のちにさまざまな特許へとつながっていくことになります。
1966年に自身のブランド「センチュリー」を立ち上げ、好景気のアメリカ市場に積極的に展開し、大成功を収めます。
その後、ダイヤモンドに次ぐ硬度を誇るサファイア製のケースを製作。のちにブランドの象徴となる『センチュリーサファイア』が誕生しました。
英語で”世紀”を意味するブランド名を掲げ、「100年経っても輝き続ける時計を作りたい」というハンスの想いは、現在は息子のフィリップ・クリンゲンベルグ氏に受け継がれています。
“センチュリーサファイア”
センチュリーは素材へのこだわりが強く、中でも宝石のように美しく輝くサファイアケースの腕時計が有名です。
機械式時計の本場であるスイスの1970年代は、クォーツショックの余波により次世代の時計の開発が盛んでした。
ハンスは、時計の美しさを永遠に保つために、耐久性に優れた素材の特性を研究。そして、ダイヤモンドに次ぐ高い硬度をもつ、当時は最先端素材であったサファイアクリスタルに着目したのです。
さらに、宝飾職人の技術と当時のテクノロジーを駆使し、自然の宝石のようにどのようなフォルムにもカット可能かつカラーも変えることができる素材の創造に成功。
ブランド名を冠して、「センチュリーサファイア」と命名されました。
サファイアケースはとにかく傷がつきにくく、時計の美しさを永く保ち続けてくれます。
熟練のクラフトマンによる繊細な技術
先述したサファイアケースは、繊細なカッティング技術のもと製造されており、これは熟練のクラフトマンが手作業でおこなっているのです。
長い時間を費やし、丁寧なカッティングや研磨をおこなうことで、繊細で美しい仕上がりが実現しています。
この技術は脈々と受け継がれており、現在もブランドを支え続ける大切な技術です。
また、センチュリーでは「メガリス」「モノリス」というブランド独自の特殊構造で特許を取得しています。
どちらもサファイア製のケースと風防を一体化させる技術で、ほこりや水分から守り、高い防水性の保持を可能にしました。
この画期的な発明により、ハンスはスイス時計業界に名を残すこととなります。
センチュリーの真髄ともいえるこれらの技術がブランドを支え、永遠の美しさを叶える時計を生み出しています。
センチュリーを着用している有名人
センチュリーの時計は、そのデザインの美しさと高い耐久性などから、芸能界にも多くのファンが存在します。
モデルやタレントとしても活躍する叶美香は、ダイヤモンドとエメラルドがあしらわれた腕時計を愛用しており、叶姉妹のブログやテレビのバラエティ番組内でも紹介されていました。
また、タレントで女優のMEGUMIは、自身が出演したドラマで、ダイヤモンドが贅沢にあしらわれた『プライムタイム』コレクションの時計を着用していました。
そして、女優の長谷川京子は、出演した月9ドラマ内で、センチュリーの『アフィニティ』を着用。ホワイトシェルダイヤルとケースの一部にダイヤモンドが使用されているモデルです。
他にも、女優の中村アンや和久井映見、吉瀬美智子などもテレビドラマ内でセンチュリーの時計を着用しています。
センチュリーの人気コレクション5選
センチュリーの時計にはさまざまなコレクションがラインナップされており、どれもセンチュリーらしいデザイン性で人気を集めています。
ここでは、その中でもとくに人気の高いコレクションや注目のコレクションを5つご紹介していきます。
プライムタイム(PRIME TIME)
センチュリーの象徴ともいえるコレクション”プライムタイム”は、スポーティーな雰囲気ながらもデイリーユースにふさわしいデザインのサファイアウォッチです。
12角形にカッティングされたケースが圧巻で、ひと目でセンチュリーの時計だと識別できます。
中でもメンズ人気が高い『プライムタイム スケルトン』は、その名の通りスケルトン仕様の文字盤が特徴的です。メカニックな雰囲気かつダイナミックで力強いスタイルを主張したデザインとなっています。
アフィニティ(AFFINITY)
レディースモデルでトップクラスの人気を誇る”アフィニティ”は、流行や季節にも左右されないタイムレスなデザインに仕上がっています。
宝石のようにきらめくサファイアケースが美しく、優美で気品あふれる雰囲気を醸し出しています。
インデックスには12個のダイヤモンドをあしらい、日常の中にもさりげない贅沢を味わうことができるコレクションです。
エレガンス(ELEGANCE)
エレガンスは、ラグジュアリーかつシックなデザインが特徴的です。
自動巻きムーブメントを搭載したスケルトンモデル、クォーツモデル、クロノグラフモデル、そしてコレクションの最高峰といえるトゥールビヨンモデルなど、幅広いモデルが揃っています。
ボレロ(BOLERO)
ボレロは、43面カッティングの豪奢なサファイアファセットのスクエアケースが特徴的なコレクション。
フランスの作曲家モーリス・ラヴェルが作曲した舞踊曲『ボレロ』からインスピレーションを得ており、ダンスのような躍動感やみなぎる楽しさのイメージを表現しています。
タイムジェム(TIME GEM)
タイムジェムは、センチュリーが特許を持つ、単結晶サファイアと多結晶サファイアを高圧・高温で固着させる「メガリス」という技法でつくられたコレクションです。
サファイアの風防とケース本体を固着させて一体化させることで耐久性を持たせています。
中古市場でも人気の高いシリーズです。
センチュリーの買取事情
センチュリーの時計は買取市場でも一定の需要があり、数万円~10万円ほどで買取されるケースが多いようです。
先ほどご紹介した、センチュリーの人気コレクション「プライムタイム」や「アフィニティ」「タイムジェム」も高く売れやすい傾向にあります。
人気モデルの「プライムタイム スケルトン」は状態の良いものだと40万円弱、多少の使用感があっても20万円以上の査定額がつくこともあります。
「アフィニティ」も、人気モデルは20万円以上の値がつくこともあり、状態次第では30万円近くで買取されるケースもあるようです。
「タイムジェム」は、買取市場で非常に人気で取引されている数も多く、モデルによっては30万円以上の査定額がついています。
もちろん、良い状態であればあるほど高く売れやすいですので、こまめにお手入れをして皮脂汚れやほこりを落としておくなど、できる限りきれいな状態で査定に出すことをおすすめします。
まとめ
- センチュリーはバキュームシステムなど多くの特許技術を開発し、中でも宝石のような輝きを放つ『センチュリーサファイア』の時計はブランドの象徴といえる。
- センチュリーの時計はすべて熟練のクラフトマンが手作業で製作しており、現在もその技術が脈々と継承され、繊細で美しい仕上がりを実現している。
- 買取市場では「プライムタイム」「アフィニティ」「タイムジェム」が人気で、状態次第では高価買取が期待できる。