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ユンハンスの買取価格は今度どうなる?コスパ最強ドイツブランドの魅力

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2024年2月28日
ユンハンスの買取価格は今度どうなる?コスパ最強ドイツブランドの魅力
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ライター

ひらばやし

ユンハンス(JUNGHANS)は、1861年にドイツで創業した老舗時計ブランド。
バウハウスに影響を受けた、ドイツらしいシンプルで機能美あふれる時計が魅力で、コストパフォーマンスも抜群です。
日本での知名度はまだまだ低いですが、ヨーロッパでは非常に高い知名度を誇るメジャーブランドでもあります。
今回は、ユンハンスの魅力を詳しくご紹介していくほか、人気コレクションや買取事情もお伝えいたしますので、ぜひ最後までご覧ください。

ユンハンスはどんなブランド?

ユンハンス(JUNGHANS)は、1861年にエルハルト・ユンハンスがドイツで創業し、160年以上続く老舗時計ブランドです。

もともとは時計パーツの製造に特化していましたが、1866年からオリジナルモデルの開発をスタート。

ドイツらしいバウハウスデザインを取り入れた機能美あふれるデザイン、そして確かな品質を誇るドイツ製でありながら手の届きやすい価格帯で、ユンハンスは時計界でも一・二を争うコスパの良いブランドなのです。

日本での知名度はそれほど高くありませんが、シンプルで美しい時計は世界中で愛されています。

また、電子工学分野に強かったこともあり、1972年のミュンヘンオリンピックをはじめ、数々のスポーツ大会で公式タイムキーパーを担当。1985年には、世界初の電波時計を開発するなど、めざましい発展を遂げていきます。

ユンハンスの魅力

ユンハンスの時計は、時計愛好家だけでなく、ファッション業界やデザイナーなど感度の高い人たちにも絶大な支持を得ています。

世界中で愛されているユンハンスにはどのような魅力があるのかをくわしくご紹介していきます。

機能美を体現したデザイン

「機能的で造形的にも美しく」という理念を見事に具現化させたユンハンス。

代表作「マックス・ビル」にもみられる特徴ですが、ユンハンスはバウハウス調のデザインを取り入れ、無駄な装飾を省いたシンプルさが売りです。

ベゼルは極限までスリムにして文字盤を際立たせるほか、文字盤の曲面に沿うように針の先端を折り曲げ、長さを工夫することで時間を認識しやすくするなど、腕時計にとって重要な視認性にこだわっています。

バウハウス直伝の徹底した機能主義こそがユンハンスの最大の特長であり、大きな魅力でもあります。

ドイツらしい緻密なつくり

『ランゲ&ゾーネ』や『ジン』など、ドイツの腕時計ブランドは堅実な作り込みで圧倒的支持を得ています。

ユンハンスも例外ではなく、繊細で美しい仕上げや均一に盛られたインデックスなど、ドイツブランドらしい精密で精緻なつくりが魅力です。

非常に高い品質を実現しながらも、価格は比較的リーズナブルに設定されており、大半のモデルは10万円台で購入することができます。

また、ドイツの職人が丁寧に仕上げた信頼性の高いムーブメントなど、内部機械のクオリティの高さも評価されているポイントです。

ユンハンスは恥ずかしい?安っぽい?

ユンハンスの時計は10万円台から購入できるものも多いですが、どの腕時計もけして安っぽいということはありません。

むしろ、手に取れば分かる品質の高さで、価格以上の価値を感じることができるはずです。

シンプルで主張してくることのない機能美にあふれたデザインが多いため、スーツやジャケットにも合わせやすく、性別問わず大人が着用するにふさわしいモデルが揃っています。

たしかに時計愛好家の中には、機械式時計は20~30万円以上のものを好むという価値観の方も多いです。

しかし、前項『ユンハンスの魅力』で説明した通り、ユンハンスの時計はデザインにも性能にもこだわりを持ってつくられています。

そのため、高性能で高品質な機械式時計をお手頃な価格で購入したい方にもおすすめのブランドだと言えるでしょう。

ユンハンスの人気コレクション3選

ユンハンスのシンプルで無駄のないデザインはどのコレクションにも現れており、どれも高い人気を博しています。

ここでは、ユンハンスで人気のコレクションを3つご紹介していきます。

マックス・ビル(MAXBILL)

『マックス・ビル』は、ユンハンスのフラッグシップであり、もっとも知名度の高いコレクションです。

デザイン界の巨匠、マックス・ビル氏がデザインした名作時計をオマージュしたタイムピースで、無駄を極限まで削ぎ落としたシンプルなデザインが特徴的です。

極薄のベゼルやドーム型の風防、インデックスの配置など、簡素美を極めたアート作品のような仕上がりで、時代を選ばず長く使える時計となっています。

フォーム(FORM)

2017年に登場した『フォーム』は、他のコレクションと同様、シンプルな機能主義を継承しながらも、より現代的でシャープな風合いになっているところが特徴です。

ベージュやグレー、ブルーといった、遊び心がありつつ柔らかいカラーもラインナップしており、レディースモデルも人気が高いです。

マイスター(MEISTER)

『マイスター』は、時計の建築家とよばれたアントン・ツィーグラー氏が、1936年にデザインを手掛けた歴史のあるコレクションです。

歴史あるマイスターだけに、バリエーションは豊富に展開されていますが、どれも古典的な風合いを感じさせるデザインとなっています。

ユンハンスの買取事情

ユンハンスは大々的なプロモーション活動をおこなっていないこともあり、日本での知名度は高くはありません。知る人ぞ知るブランドであるため、知名度の高いブランドと比べるとあまり購入されていないのが現状です。

また、ユンハンスの購入層は時計に詳しい愛好家の方が多く、購入したら売らずに大切にする方も多いです。そのため、買取市場での流出量も少なく、買取価格もそれほど高くならない傾向にあります。

今後買取価格が上がる?

ドイツブランドの中でも規模が大きく、確かな技術力と洗練されたデザイン、そして手の届きやすい価格帯などにより、日本でも徐々に知名度が上がりつつあります。

買取市場では、ブランドの知名度や人気が査定額に大きく影響するため、今後ユンハンスの知名度がさらに上がっていけば買取価格も上がる可能性が高いです。ユンハンスはそのポテンシャルを秘めたブランドですので、日本でもよく名前を聞くようになったら高く売るチャンスと言えるでしょう。

ユンハンスの売り時はいつ?

ユンハンスに限らず高級時計は、円安時期や夏と冬のボーナス前、メディアに取り上げられて注目されたときなどのタイミングで買取価格が高くなる傾向にあります。

先述の通り知名度や人気も査定額に直結しますので、世間や中古価格の動向を確認し、価格が上がったタイミングで買い取ってもらいましょう。

買取業者によっては、ユンハンスの強化買取をおこなっている可能性もありますので、買取業者のホームページなどもチェックしておくと良いでしょう。

まとめ

  • ドイツの老舗時計ブランド『ユンハンス』は、バウハウスデザインの機能美あふれるデザインと確かな品質、そして抜群のコストパフォーマンスで世界中で支持されている。
  • 時計愛好家の中には高価な機械式時計を好む方も多いが、ユンハンスはお手頃価格で高品質な機械式時計をお探しの方には入門としてもぴったりのブランド。
  • 日本では知名度が高くないため、買取価格はそれほど高くならない傾向にあるが、今後知名度が上がれば高く売れる可能性もある。

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