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宝石の買取は昔よりお得!信頼できる業者を選ぶポイント

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2021年9月7日
宝石の買取は昔よりお得!信頼できる業者を選ぶポイント
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ライター

のはら

近年、宝石の買取価格が高騰していることをご存じでしょうか。アジア圏を中心に需要が高まっており、国内も宝石の買取にも力を入れている業者が増えてきています。本記事では宝石買取の実情や業者選びのポイントをまとめましたので、ぜひご参考ください。

宝石の買取価格は昔より高くなっている

宝石は以下の理由で需要が高まっているため、買取価格が高騰しています。

資産にしようとしている人が増加中

宝石の価格は長い目で見ると情勢により急激に変化することは少なく、比較的安定しています。そのため、手元に資産として宝石を置いておく人が増えているのです。

もちろん、保存状態や年数などによって入手したときと価値が変わることはありますが、基本的に宝石は中古でも丁寧に磨けば、価値を保ったまま流通が可能となります。

また、宝石はすでに地上にある98%のものが人の手に渡っているといわれています。限りある資源なので、常に一定量の取引がされているのです。

このように宝石は需要が常にある状態で価値が保証されているため、宝石を資産に考える人が増えています。

アジア圏で需要が拡大中

世界的に見ると、北米とアジア(太平洋側)が宝石市場を占めています。しかし、近年では観光業の高まりやオンライン販売の高まりなどを背景に、とくに東南アジア地域(タイ・ベトナム・インドネシア)や中国、インドなどで宝飾品の需要が増えています。

日本も例外ではなく、中国やシンガポールでも宝飾品の展示会やジュエリーショーが定期的に行われており、アジア圏の宝石への関心の高さがうかがえます。

円安のときだとさらにお得

宝石は基本的に円安になっているときに高く売却できます。
ダイヤモンドは日本で採掘できず100%海外から輸入されているのですが、このように宝石は海外と取引するときに外国為替市場の影響を受けるからです。

例えば、1ドル=105円のときに、3,000ドルでダイヤモンドを売ると315,000円となります。それが円安で1ドル=110円になると、330,000円で売ることができるのです。

円安時の取引の図

(円安=ドルに対して円の価値が下がること。反対にドルの価値が高まるので、ドルに対して多くの円を支払わなければいけなくなる。)

宝石買取の業者選びのポイント

宝石は高価な資産ということもあり、信頼できる業者で買い取ってもらうのがベストです。業者選びは以下の点を確認しましょう。

資格保持者がいるか

宝石買取業者には、資格をもった鑑定士が在籍しているところがあります。有名な資格だと以下のものがあります。

宝石鑑定の資格

宝石鑑定の資格 資格の説明
G.G資格
(Graduate Gemologist)
世界共通の資格で最も信頼性の高い資格です。
GIA(米国宝石学会)が発行しています。
資格保持者は世界でも博物館やオークションハウスなど、多くの場所で活躍中です。
FGA資格
(Fellow of the Gemmological Association)
英国宝石学協会が認定している資格です。
こちらも国際的に知名度が高く信頼性があり、国内では約150名が資格を持っています。発行機関は1908年に設立され、世界で最も長い歴史を誇っています。

正しい価値をつけてもらうためには「偽物でないか」「天然物か」「後から着色されたものでないか」をきちんと見極めてもらうことが必要です。

納得できる査定をしてもらうためにも、資格保持者が在籍していることは確認しておきましょう。

出張買取ができるか

宝石の買取方法は、店頭買取、宅配買取、出張買取の3つです。そのなかでも品数が多かったり、大切な宝石を店まで持っていくのが不安な場合は出張買取が便利です。

出張買取はその場で査定額の提示が可能で、業者によっては防犯面に配慮してロゴなしの車で来てくれるところもあります。

宅配買取は申込み後に梱包材が自宅に届き、自分で業者に発送する方法です。忙しくて査定の時間がとれない場合に便利ですが、高価な宝石を発送することに不安があれば避けたほうがよいでしょう。

販売ルートが幅広いか

業者は宝石を買取後、数ある販売ルートのなかから販売先を決めます。この販売ルートの数が多いほうが、業者はより高い販売ルートを選定できるのです。

業者によっては需要が高まっているアジアも含めて海外でも取引を行っているところもあります。業者選びのときには、アジア圏にも販売ルートがあるところが高価買取が期待できます。

宝石以外も買取できるか

宝石の買取をしている業者のなかには、宝石専門ではなくブランド品など宝石以外も取り扱っているところがあります。
もし宝石がついていないアクセサリーや時計、バッグなどまとめて買い取ってほしいときは、宝石専門ではない買取業者も視野にいれましょう。

時期によっては宝石に限らずまとめて買取に出すことで、買取額がUPするキャンペーンを行っているところもあります。

宝石買取で価格を決める基準

どの業者でも、共通して宝石の価格を決める主な基準は以下の通りです。

石の大きさ・重量

石の大きさが大きいほど重量も重くなります。宝石の種類によっては大粒のものがなかなか取れないものもあり、大きいほど希少性は高くなります。単位としてはカラット(1カラット=0.2g)といい、カラット数が大きければその分価値も高くなります。

また宝石の色で人気のある色だと価値が高くなります。また発色の良し悪しも査定に影響するほか、宝石内の内容物の有無も確認されます。

カットの種類

宝石のカットはいくつか種類があり、その宝石に応じたカットになっています。
しかし、例えばダイヤモンドには通常用いられないエメラルドカット(正面が平面で四隅がカットされた形状)の場合などは希少性が高く、高額になる場合もあります。

脇石の状態

脇石が良い状態であることも、査定で確認されます。脇石自体は小さく、単体では買取対象にならない場合もありますが、日々お手入れをして保存状態が良ければ査定に影響します。

宝石の買取で必要なもの

実際に買取を依頼するときに必要なものは本人確認書類のみです。
ただし、買取価格が数百万以上だと、ほかにも発行3か月以内の住民票や公共料金の領収書などが必要になる場合もあります。高額になりそうな場合は依頼する前に業者に確認しておきましょう。

まとめ

宝石は現在、資産としての需要の高まりやアジア圏での市場拡大の影響で買取価格は高騰しています。宝石の買取を検討している方は、自分に合った業者でよりお得に宝石を買い取ってもらいましょう。

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