【高額!酒買取】お酒を買取に出すベストタイミングについて
新型コロナ禍においては外で飲み歩くよりは、お家でホームパーティ的に行うことも増えているようです。
飲まないけれど知り合いからもらったお酒。ホームパーティ用に買ったはいいけど余ってしまったお酒、あるいは昔は飲んでいたけれど、今は飲まないからとご自宅に死蔵されているお酒…そのままにしておくのももったいない。そうお考えの方にこそおすすめなのがお酒の買取サービスです。
この記事ではお酒を買取りに出すタイミングについてご紹介するとともに、有名どころのお酒の買取相場もご紹介します。
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お酒を買取に出すベストタイミングはあるのか?
お酒を買取に出すのにいい時期、ベストタイミングがあるのか、という点ですが、これは酒類別に決まっているとも言えます。
ワインを売るタイミングとウイスキーを売るタイミングは別モノです。
この記事では、少しでも高く売りたいという方のために、種類別の売るタイミングや高額査定がつく銘柄をまとめましたので、ぜひ参考にしてみてください。
下記コラム内でも、種類別の買取相場ランキングや買取のポイントなどをご紹介していますので、あわせてご覧ください。
ワインを売るタイミング
お酒といえばワイン。そんな方も多いでしょう。
ワインを酒買取サービスに出すタイミングは早めがおすすめです。
売るまでの保管方法
ワインはウイスキーやブランデーなどと違って、アルコール度数が14度前後と、そこまで高いわけではありません。
常温環境下に長くおいておくと風味が悪くなることもありますので、もし長期保管を前提とするならワインセラーが必須といえます。
短期間であれば、陽の当たらない、温度変化の少ない冷暗所での保管がおすすめです。
いいワインを頂いた、もしくは買ったけど開けずに残っているという場合は早めにお酒の出張買取などを依頼して、処分してしまうのがおすすめです。
高く売れるワインとは
実はワインの買取で高く売れるものは限られていて、現在のところブルゴーニュワインのロマネ・コンティと五大シャトーと呼ばれるボルドーワインの銘柄が、価格では抜きん出ています。
また、同じ産地、同じ銘柄でも醸造年によって価格が大きく異なるのもワインの特徴です。お酒の買取サービスでも様々な価格が出ていて、迷うことがあると思いますが、一度査定を依頼して見てもらうのが、一番手っ取い方法と言えるでしょう。
お家にあったら注目!DRCのワイン
種類 | 概要 | 最高買取相場 | 最低価格相場 |
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DRC ロマネコン ティ |
DRCはロマネ・コンティを 製造しているブルゴーニュの ワイン醸造所であり、 もともとは修道院の ワイン畑から 歴史が始まっています。 DRCロマネ・コンティ、 DRCモンラーシェのように 名付けられていますが、 これはいずれもそのワインに 使われる畑が違うこと を指しています。 ロマネ・コンティとは 畑の名前でもあり、 ワインの名前でもあるのです。 |
1,400,000円前後 | 500,000円前後 |
DRC モンラッシェ |
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DRC ラ・ターシュ |
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DRC リシュブール |
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DRC ロマネ・ サン・ヴィヴ ァン |
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DRC グラン・ エシェゾー |
高価買取事例多数のボルドーの5大シャトーのワイン
種類 | 概要 | 最高買取相場 | 最低価格相場 |
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シャトー・ ラ・トゥール |
5大シャトーとは、 ボルドーワインの産地である ジロンド川の左岸に位置する メドック地区で生産される ワインのうち、 特に優れているとされるもの を生産する醸造所です。 61ある醸造所の トップレベルということで、 非常に高価で取引 されています。 |
600,000円前後 | 30,000円前後 |
シャトー・ ムートン・ ロートシルト |
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シャトー・ マルゴー |
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シャトー・ オー・ブリオン |
シャンパンを売るタイミング
ワイン同様、ワインセラーなどを利用すればある程度長期保管も可能ですが、意外と条件が厳しいのをご存知でしょうか?
- 冷やしすぎてはダメ。ベストな温度は12℃前後。
- 振動を与えないようにする
- ニオイが強いものの近くはダメ
- 光に当ててはダメ
- 寝かせて保存する(コルクの乾燥防止のため)
一般家庭の冷蔵庫だと野菜室がこれに近いかもしれませんが、野菜室は野菜を入れるところであり、シャンパン保管庫としては不適当です。
また、ワインセラーの様子を見たことがある方はピンとくるでしょうが、ワインにしろシャンパンにしろ、保管時は寝かせておくことが必要です。こうすることでコルク栓に適度に水分が行き渡り、乾燥を防ぐことができるからです。
これだけの管理をしつつ、いつか飲む日まで、あるいは価値が上がるまで管理できるでしょうか?難しいと判断する方が大半だと思います。
だからこそ、シャンパンの売りどきは状態が悪くならないうちに売るのがおすすめです。
お酒の買取はお早めに!高価買取シャンパン
種類 | 概要 | 最高買取相場 | 最低価格相場 |
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ドン・ペリニヨン | 言わずとしれた シャンパンの 代表選手。 通称ドンペリです。 様々な種類がありますが、 ヴィンテージが 一番最低ランク、 ロゼ、ルミナスと エノテーク、 エノテークプラチナ、 レゼルヴ・ドゥ・ラベイ、 P2と高くなり、 最高級品はP3となります。 |
150,000円前後 | 5,000円前後 |
クリュッグ | 1843年に創業され、 現代に至るまで クリュッグ家が 作るシャンパンは、 クリュギストと称される 熱狂的なファンも多い と言われています。 一番安価なものがロゼで、 ヴィンテージ、 コレクション、 クロ・デュ・メニル、 クロ・ダンボネと 高くなります。 |
200,000円前後 | 20,000円前後 |
クリスマス前に価格が上がる?
シャンパンというと、常飲するよりパーティなどで飲むイメージが強いかもしれません。
中古だとしても、シャンパン自体の状態が良ければ、むしろお値打ち品として注目される場合もあるようです。クリスマスなど需要が高まる時期まで保管されていたのなら、それに併せて売ってしまうのもおすすめです。
また、ワインと逆で製造年が新しいほど値段が上がる傾向があるので、もし飲まないのに手元にある、という方は早めにお酒の買取サービスを利用して、売却されることをおすすめします。
ウイスキーを売るタイミング
ウイスキーは蒸留酒と呼ばれるもので、ワインや日本酒とは製法が違います。
アルコール度数が40度を超え、50度に達するものもあります。
アルコール度数が高いと菌類が繁殖することができず、品質が変わりづらいので長期保管も可能です。つまり、売るタイミングもある程度自由、ということになります。
お家にあったら注目!高価買取ウイスキー
種類 | 概要 | 最高買取相場 | 最低価格相場 |
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山崎 | サントリーの販売する 山崎シリーズは本来12年、 18年、25年がラインナップ されていましたが、2012年には ノンエイジ商品の山崎も 追加されましたが、 いずれもたいへん高い人気を誇り、 現在では不定期に再販される だけになっています。 また、限定品ですが 50年熟成というものもあり、 これは1000万近い値段が つくこともあるようです。 |
500,000円前後 | 5,000円前後 |
白州 | 白州もサントリーが販売する ウイスキーのブランドで、 ノンエイジ商品の白州、白州18年、 白州25年が一般的に流通している ラインナップでした。山崎同様、 品薄が長期に渡って続いており、 現在手に入れるのが 非常に難しい分、 買取査定額も高めに出ています。 |
300,000円前後 | 10,000円前後 |
響 | 響はサントリーのブレンデット ウイスキーとしては最高級に 当たるシリーズで、モルト原酒、 グレーン原酒をブレンドした こだわりの逸品。 ボトルの形状、ラベルのデザイン、 当然味もこだわり抜かれた 人気のシリーズです。 ノンエイジの響、 30年熟成、21年熟成のものの 3種がラインナップされています。 |
800,000円前後 | 5,000円前後 |
竹鶴ほか ニッカウイ スキー |
竹鶴は、ニッカウイスキーが 販売しているブレンデッド ウイスキーの一つで、 手頃な値段で熟成された ウイスキーが楽しめると 非常に高い人気の ウイスキーでした。 ノンエイジの竹鶴ピュアモルトは 定期的に再販が行われますが、 熟成年表記があるものは 終売品となっており、 プレミア価格も 期待できるものです。 また、余市、宮城峡なども 高い人気を誇り、 熟成年表記があるものは 終売しており、 プレミア価格も期待できます。 |
300,000円前後 | 5,000円前後 |
ザ・マッカ ラン |
イギリスのスペイサイド地方で 製造されるシングルモルトの ロールスロイスとも 呼ばれる逸品です。 日本国内でも人気の高い スコッチウイスキーで、 近年は品薄が続いています。 |
400,000円前後 | 10,000円前後 |
ミニチュア ボトル |
ミニチュアボトルと 侮ることはありません。 希少価値の高い終売ウイスキー のものなら、 流通している一般的な ウイスキーより はるかに高額査定が出ます。 かさばらないので飲まないけれど 置いてある方もいるでしょうが、 今が売りに出すチャンスかも しれません。 |
1本あたり2,000円前後 |
天使の分け前に要注意
ウイスキーはアルコール度数が高い分、徐々にではありますが瓶とコルク(蓋)の僅かな隙間から蒸発していって、内容量が減っていくことがあります。これを天使の分け前と言うそうですが、未開封品でも量が減ると、お酒の買取時に査定額の低下に繋がる場合もあります。
飲まない・開けないウイスキーは早めにお酒を買取してくれる業者に出張買取などを依頼されるのがおすすめです。
あわせて読みたい
ウイスキーの廃盤・再販について
古いウイスキーをご自宅で見つけたら、銘柄を一度調べておくのがおすすめです。
一度品薄になると廃盤したり、流通しなくなることがありますが、ウイスキーの銘柄によっては購入時の価格よりも数段高い値段で買取してもらえるかもしれません。
逆に言えば、廃盤した商品は価格が上がりやすく、再販すると価格が下がりやすいということです。
売るタイミングとしては、廃盤されているもので再販予定が当分ないものはすぐにでも、再販予定があるものは、終売を確認してからのほうが、査定額が高くなるかもしれません。
ブランデーを売るタイミング
ブランデーはウイスキー同様蒸留酒で、ワインのような果実酒を蒸留して作るものです。
コニャック、アルマニャックはぶどう、カルヴァドスはりんご酒が原材料となっています。
ウイスキーと異なり、年数表示でなく符号を用いて熟成年数を表記しています。
当然、熟成年数が長ければ長いほど価値が高くなります。
まとめ
ここまでお酒の買取について、酒類別のタイミングをご紹介してきました。ポイントをまとめます。ここまでお読みいただき、ありがとうございました。
- ワインは早めに売るのがおすすめ。
- ロマネ・コンティと5大シャトーは高額査定に期待が持てる。
- シャンパンも早めに売るのがおすすめ。保管に気を使うのは大変。
- ドンペリ、クリュッグのシャンパンが代表。新しいほど高額査定に期待が持てる。
- ウイスキーとブランデーは廃盤品、熟成年数が長いものほど高くなる。
- ウイスキーとブランデーは蒸留酒で長持ち。売るタイミングはいつでも大丈夫。
- ただし、廃盤や再販の予定次第では価格が上下することも。