お酒を出張買取に出すメリットについて
お酒は好きな人にとってはたまらないものですが、大して好きではない、体質上受け付けない方にとっては料理に使う程度しか用途がなく、余らせてしまうこともしばしばあるようです。
また、ご実家が酒屋や居酒屋、バーなどを営業していて、閉店時の処分に困る場合もあるようです。その際、出張買取サービスが大活躍します。
そこで、この記事ではお酒を出張買取サービスを利用して買い取って貰うメリットについてご紹介していきます。
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お酒の出張買取サービスを利用するメリット
お酒の出張買取サービスを利用する最大のメリットは、自宅や店舗に直接買取業者が来て、搬出も含めて対応してくれるところにあります。
1本、2本ならともかく、陳列棚全てのお酒の買取や、お仕事などで自宅に居られる時間が限られている場合は店舗型買取店まで持ち込むのは面倒、もしくは時間が取れず先送りにしてしまいがちです。
その点を解決できるのが出張買取りサービス最大のメリットとも言えます。
また、店頭買取型の業者だと、店舗の維持管理の為のスタッフを維持するために人件費が余分に掛かりますし、近くに業者の店舗がなければ気軽に利用できるものでもありません。
市街地、繁華街にこれらの業者は集中する傾向がありますが、出張買取サービスなら郊外にお住まいでも関係ありません。
人件費を圧縮している分、査定額を高めに出してくれる場合も多いので、できるだけ高く売りたい、という方にも出張買取りサービスがおすすめです。
お酒の出張買取サービスの流れ
使ったことのないサービスを利用するのは、誰でも少し尻込みしてしまうもの。
そんな方の不安を解決するために、出張買取サービスの一般的な申し込みから買取完了までの流れをご紹介します。
1.申し込み
電話、もしくはメール、最近はWeb上に申し込みサイトを開設している業者も多いので、電話連絡不要な場合もあります。
買取を依頼したいお酒の本数、銘柄、開封状況なども伝える場合があるので、予め本数などはメモしておくと申し込みがスムーズです。
2.買取日程の指定
多くの出張買取サービス業者では、店舗やご自宅への来訪日について、依頼者側が指定することが可能です。
ただし、どうしても業者側の日程の都合が付かない場合に備えて、いくつか予備日を設けておくと良いでしょう。
3.業者来訪・査定開始
店舗やご自宅へ訪問したお酒の出張買取サービス業者の査定員が、お酒の銘柄、開封状況、保管状況などを勘案して査定額を算出します。
この際、事前に伝えていたものに加えて買取依頼して欲しいものがあればついでに査定して貰うことも可能ですが、その場合は来訪日までに追加があることを伝えておくのがおすすめです。
4.買取金額のお支払い
査定額に満足がいけば、買取成立。即日現金払い、後日銀行振り込みなど業者によって査定額の支払いの方法は違うことがあるので、申し込み時点で確認しておくのがおすすめです。
もし、すぐにお金が必要な場合は即日現金払いの業者を選ぶようにしましょう。
買取時、査定額に満足がいかない場合、普通の業者であればキャンセルを受け付けてくれます。これは改定商取引法の中に含まれるクーリングオフ制度によって、消費者に認められた権利です。 もし申込時などに査定額提示後キャンセル不可、申込後のキャンセルは手数料が発生、などの説明がある場合、その業者は遵法意識が低く、危険な業者だとも言えます。 不安であれば、申込時に受付担当者などに聞いたり、受付サイトのQ&Aを確認しておきましょう。
どんなお酒が高く買い取って貰えるか
お酒の出張買取サービスを利用する際、どんなお酒が高く売れるのかも気になるところです。
ここでは査定額が高く出る傾向があるお酒について紹介します。
ウイスキー
ウイスキーは麦を原料にして作られる蒸留酒の一種で、安いものは1,000円程度から販売されていますが、高いものは1,000,000円を下らないものまで様々なものがあります。主に熟成年数が高く、シングルモルトのものが高額査定のポイントになるようです。
代表的なウイスキーの銘柄には以下のものがあります。
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山崎
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白州
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ザ・マッカラン
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ラフロイグ
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ボウモア
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グレンリベット
ウイスキーの買取に関わる用語
熟成年数
ウイスキーを蒸留してから、熟成用の樽の中で保管されていた年数のことです。樽に使われている木材の種類によっては、風味にも独特の変化が生まれるためウイスキー愛好家の中で重視されるポイントの一つです。
熟成年数が長いほど、ウイスキーが揮発して量が減っていくので歩留まり(最終的に出来上がる量)が減り、管理にも人件費が掛かるので販売価格が高くなる仕組みです。
シングルモルト
1箇所の蒸留所で作られたモルトウイスキーのみで作られているウイスキーのことを指します。これに対するのがブレンデッドモルト、いくつかの蒸留所のモルトウイスキーを配合したものです。
シングルモルトウイスキーは風味に蒸留所ごとの特徴があり、最も好みがハッキリする部分でもあります。
ブランデー
ブランデーは果実酒を蒸留して作られるもので、明治時代に日本で作られた辞書では葡萄地酒(ぶどうじざけ)とも表記されていました。
実際には白ワインを蒸留し、ウイスキーのように樽で保管して熟成しているもののほか、リンゴ酒を使ったものもあります。
ウイスキー同様に高価なものも多く、査定額に期待が持てるお酒の一つです。
代表的なブランデーの銘柄には以下のものがあります。
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ヘネシー
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レミーマルタン
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カミュ
ブランデーの買取に関わる用語
コント
ブランデーでコントと言えば熟成年数のことを指します。例えば、熟成年数が3年のものはコント3、という表記をします。
ウイスキー同様熟成年数が長ければ長いほど価値が高くなる傾向があります。
コニャック・アルマニャック・カルヴァドス
ブランデーは産地別に呼び名が異なり、コニャックはフランス南西部、アルマニャックは南部、カルヴァドスはノルマンディー地方、ブルターニュ地方で作られたリンゴが原料のブランデーのことを指します。
ワイン
ワインは言わずと知れたブドウを原料としたワインです。近年チリやオーストラリア、または国内産も多数品質が高いワインを生産していますが、やはり高額買取の事例としてはフランス産のワインが多い傾向です。
銘柄が多いためここでは紹介しきれませんが、ワインの買取については別記事で詳細にご紹介していますので、こちらをご覧いただければ幸いです。
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ワインはブランデーやワインと異なり、アルコール度数が14度前後とあまり高くないのが特徴です。そのため保管状況が悪いと劣化が進みやすいことで知られています。 売却までは冷暗所で保管しておくのがおすすめです。ワインセラーがあれば一番ですが、直射日光が当たらず、温度変化の少ない場所であれば年単位の保管でなければ十分とも言われていますので、その点だけは注意が必要です。
日本酒・焼酎について
日本酒と焼酎は廉価なものから限定品まで価格帯が幅広く、国内で手に入る銘柄の数が膨大でここでは紹介しきれませんが、ウイスキーなどと同じく出張買取サービスでの買取が可能なことがほとんどです。
一つ注意しておきたいのが、日本酒については劣化が早く、ワインと同じく保管状態によっては風味に影響が出ることがあります。冷暗所で保管しておきましょう。
まとめ
ここまでお読みいただきありがとうございました。
お酒の買取は重量が嵩みますし、持ち込むのも大変面倒ですが、お酒の出張買取サービスであればご自宅、店舗に直接査定員が向かうのが最大のメリットです。
お酒の出張買取サービスを利用したことがない方にも、安心して利用できるサービスということがお伝えできていれば幸いです。