ジャガー・ルクルト腕時計の高価買取モデルは?おすすめの買取方法
スイスの高級時計ブランド、ジャガー・ルクルトは、高い技術や機能性を備えた腕時計の数々を世に輩出してきました。
ロレックスやオメガに比べると「知る人ぞ知る」ブランドという立ち位置ですが、確かな品質や製品づくりへの厳格さなど、時計愛好家からの評価は非常に高いです。
そのため買取市場でも需要が高く、高価買取を期待できるモデルも多いです。
今回は、そんなジャガー・ルクルトの人気モデルや買取の際の注意点などをご紹介していきます。
ジャガー・ルクルトの腕時計の売却をお考えの方はぜひ参考にしてみてください。
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ジャガー・ルクルトはどんなブランド?
1833年にスイスで創業した高級時計メーカー、ジャガー・ルクルト。
創業以来、腕時計の内部機構であるムーブメントを含める全部品を自社で一貫して生産しており、時計愛好家の中でも非常に高い評価を得ているブランドです。
ロレックスやオメガほど知名度は高くないため、知る人ぞ知るブランドというイメージが強い方も多いかもしれませんが、時計に造詣が深い人ほど高く評価する名門ブランドなのです。
ステータスだけで言えば、パテック・フィリップやオーデマ・ピゲと並ぶほどで、何年経っても価値が下がりにくいことも特徴の一つとして挙げられます。
そのため、時計としてだけでなく、資産的価値に惹かれてジャガー・ルクルトの時計を購入する人も多いです。
買取市場でも非常に需要があるブランドのため、高い水準で取引されています。
ジャガー・ルクルト腕時計の人気モデル
ジャガー・ルクルトの腕時計には多くのコレクションが存在していますが、その中でも買取市場で高値で取引されやすい人気のシリーズを紹介していきます。
レベルソ
出典 : https://www.jaeger-lecoultre.com/jp-ja/jaeger-lecoultre-reverso-history
レベルソは、ジャガー・ルクルトの中でも圧倒的な知名度と人気を博しているシリーズです。
「レベルソ」はラテン語で「回転する」という意味があり、その名の通り角型のケースをスライドさせてひっくり返すことができる時計です。
その画期的なデザインは当時の時計業界に大きな衝撃を与え、多くの時計愛好家から注目が集まりました。
この仕様が生まれるきっかけとなったのが、世界最古のスポーツ競技「ポロ」。激しい攻防が繰り広げられる競技であるため、試合中に腕時計の風防が割れることもあったようです。
そこで、ジャガー・ルクルトが思いついたのは、ケースを回転させて保護するという仕様でした。
当時はまだ丈夫なサファイアガラスがない時代だったため、この奇抜な仕掛けが大ヒットしました。
レベルソは買取市場では比較的相場が安定しており、シンプルな2針モデルから複雑な仕様のモデルまで人気は衰えません。
マスター
出典 : https://www.jaeger-lecoultre.com/jp-ja/jaeger-lecoultre-master-control-history
マスターは、レベルソと並びジャガー・ルクルトを象徴するシリーズです。何よりも機能性に重点を置き、無駄を省いたシンプルで洗練されたデザインが特徴です。
ジャガー・ルクルトは独自の「1000時間コントロール」という品質規格を制定し、それを初めて実機で試した製品がマスターのラウンドフォルムでした。
さまざまな状況下での精度検査、気温や気圧への耐性、耐磁性など、1000時間(約41日)にもわたり行う徹底ぶり。そこから「マスター」シリーズが誕生することとなり、あらゆる派生モデルが展開されていきました。
買取市場では、レベルソと同じく相場が安定しているため、比較的高い価格で買い取ってもらいやすいです。
ポラリス
出典 : https://www.jaeger-lecoultre.com/jp-ja/jaeger-lecoultre-polaris-history
2018年に新たにコレクションに追加されたポラリスは、レベルソやマスターの影に隠れがちではありますが、十二分に人気の高いスポーツウォッチです。
1968年にダイバーズウォッチとして誕生した「メモボックス・ポラリス」から着想を得ており、アラーム機構を搭載した機械式時計であることも大きな特徴でした。
現行のポラリスはアラーム機構を備えていないシンプルなモデルが多いですが、初代を踏襲したヴィンテージ感のあるデザインは今でもコレクション全体に健在です。
クラシカルかつスポーティーな腕時計を求める人々に好評で、買取市場での相場も比較的安定しています。
ランデヴー
出典 : https://www.jaeger-lecoultre.com/jp-ja/jaeger-lecoultre-rendez-vous-history
ランデヴーは、フランス語で『恋人と会う』『待ち合わせ』などを意味しており、機能美と芸術性が融合した女性のためのコレクションです。
文字盤の小窓から太陽と月が現れる『ナイト&デイ』モデルなど、こだわり尽くされたロマンティックなデザインは圧倒的な存在感を放ちます。
女性向けながらも機械式の自動巻きムーブメントが搭載されており、ケースの裏側はその美しいムーブメントを覗けるスケルトン仕様となっています。
どの角度からみてもエレガントで洗練されたデザインが魅力のコレクションです。
買取市場では、他のモデルに比べて出回っている数が少ないため、高値で買い取ってもらいやすい傾向にあります。
デュオメトル
出典 : https://www.jaeger-lecoultre.com/jp-ja/jaeger-lecoultre-duometre-history
デュオメトルは、左右のシンメトリーデザインと精度の高さが愛好家を魅了している人気シリーズです。
時刻表示とクロノグラフ、それぞれ独立した2つのメカニズムを1つの調節機構で統合した「デュアルウィングコンセプト」を採用。本来クロノグラフを作動させるとムーブメントに負荷がかかり時計の精度が落ちてしまいますが、それを改善するために考えられた精巧な構造となっています。
独創性を持つ洗練されたデザインと卓越した精度を持つデュオメトルは、買取市場でも比較的高値で取引されています。
ジャガー・ルクルトを売る際の注意点
- 信頼できる査定士がいる買取業者を選ぶ
- 保証書や箱などの付属品と一緒に売る
- 簡単にお手入れをしておく
買取金額は査定士の腕によって確実に変動するため、買取業者選びはとても重要です。
少しでも高く売りたい方は、複数の買取業者から見積もりをもらい、比較することをおすすめします。
また、付属品の有無でも査定額が大きく変わります。箱や保証書など、購入時と同じ状態で売ることが重要なポイントです。
修理やオーバーホールを行った際に発行された証明書は買取にプラスにはたらくため、査定時に一緒に提出しましょう。
時計本体はもちろん、付属品に関しても、ほこりや汚れが付着している場合は簡単にお手入れをしておくと査定時の印象が良くなります。
自分に合った買取方法を選ぶ
時計買取は主に、店頭買取・宅配買取・出張買取の3つの方法があります。
それぞれにメリット・デメリットがあるため、ご自身に合った方法を選び、納得のいく買取を実現しましょう。
店頭買取
店頭買取は、買取店に直接品物を持ち込んで、査定・買取をしてもらう方法です。
査定士と直接やり取りができるため、査定金額の詳しい説明を受けたり、査定額の交渉をしたりすることが可能です。
梱包なしでそのまま持ち込むだけで良いので、余計な手間も必要ありません。
ただし、買取店が近くにない場合は利用しにくいことや、売りたいアイテムが多いときは運搬のリスクがあることがデメリットです。
その場で現金化できる点が大きなメリットなので、すぐにお金に換えたい方や、査定士とコミュニケーションをとってしっかりと検討したい方におすすめです。
宅配買取
宅配買取は、梱包した時計を買取業者に発送して査定してもらう方法です。
近くに買取店がなくても利用できる点や、時間がなかなか取れない方でもスキマ時間で利用できる点がメリットです。
ただし、すぐに現金が手に入らないことや、査定金額に直接交渉ができないことがデメリットでもあります。
また、しっかりと梱包しないと傷がついたり破損したりするおそれもあるため、細心の注意を払いましょう。
梱包の手間はありますが、空いた時間に発送するだけで査定の待ち時間も気にしなくてよいため、忙しくてなかなか店舗に足を運べない方におすすめです。
出張買取
出張買取は、査定士が自宅に来訪し、査定・買取をしてくれる方法です。
査定から買取まで、自宅から出ることなく完結する点が大きなメリットです。
高額な時計をいくつも売りたい場合、運搬の際の破損や盗難リスクもありません。
査定士は男女どちらかを指定できる買取業者も多いため、異性を家にあげるのは抵抗があるという方でも安心です。
時計以外も買取対応している業者であれば、さまざまなブランド品をその場で査定してもらうこともできます。
多くの時計やブランド品をまとめて売りたい方や、梱包や発送などのあらゆる手間を省きたい方におすすめです。
まとめ
ジャガー・ルクルトの腕時計は、時計愛好家から高い評価を得ていることもあり、比較的高値で買い取ってもらいやすいといえます。
買取業者選びは非常に重要となってきますので、いくつかの業者から見積もりをもらうなどして、納得のいく買取を実現しましょう。
最後までご覧いただきありがとうございました。