ウォルサムの時計を高く売るコツ5選！買取業者選びで大切なこと

ウォルサムの時計について

ウォルサムは、1850年の創業から170年以上の歴史を積み上げてきたアメリカ最古の時計ブランドです。

第16代アメリカ合衆国大統領であるリンカーンや日本の作家である川端康成など、多くの著名人もウォルサムの時計を愛用していました。

また、1971年のアポロ15号の月面探索の際、オメガのスピードマスターが壊れたために、ウォルサムの時計が使用されたという実績もあります。

現在の日本ではあまり認知度が高くないかもしれませんが、徳川の時代や明治時代に鉄道用の時計として採用されたり、プロ野球の選手賞の商品として提供されていたりなど、日本人にも馴染みの深いブランドでした。

老舗ブランドであるがゆえに、買取市場でもさまざまな時代のヴィンテージ時計が数多く流通しています。

高額で取引されているモデルも多く、現在も人気や需要の高さがうかがえます。

ウォルサムの定番人気時計

ウォルサムの時計にはさまざまなモデルがありますが、中でも定番や人気のモデルをいくつかご紹介していきます。

ローンイーグル

出典：https://svjo.rfactorthv.top/index.php?main_page=product_info&products_id=74378

「ローンイーグル（孤高の鷹）」は、チャールズ・リンドバーグに捧げられたパイロットクロノグラフです。

リンドバーグは、1927年にニューヨーク・パリ間の単独大西洋横断飛行を達成。その際に使用されたスピリット・オブ・セントルイス機には、ウォルサムの時計が採用されていました。

ローンイーグルはGMT機能やフライバック機能などが搭載されたハイスペック仕様です。

極めて少数しか生産されていないため、買取市場でも非常に価値が高いモデルといえます。

アエロナバル

アエロナバルは、12角形のケースデザインが特徴のスポーツウォッチです。

ウォルサムXA（ソロテンポ）、ウォルサムCDI（GMT）、ウォルサムETC（クロノグラフ）などのモデルがラインナップされており、セラミックベゼルやゴム製ストラップ、チタンの留め具がハードな印象となっています。

VACUUM（バキューム）

出典：https://www.watch-colle.com/watch/WT/wt031a/WT-031A.htm

1967年に発売されたVACUUMは、ウォルサムの代表的モデルの一つです。

ケース内部が真空になっており、ムーブメントを湿気などから保護してくれるほか、油の酸化も防止してくれます。

気圧の影響も受けにくいため、時計の精度向上にもつながっています。

ウォルサムで人気の懐中時計

ウォルサムは腕時計だけでなく、懐中時計でも優れたモデルを多数生み出しています。

鉄道用のシンプルな懐中時計をはじめ、高級モデルやレディースモデルでも斬新かつ工夫をこらしたデザイン性の高い時計を数多く残しています。

懐中時計の中でも人気が高いのは、ケースに繊細な装飾が施されており、宝石が散りばめられていて色彩豊かな文字盤のものです。

まるで芸術品のように美しい風貌であることから、求めているコレクターは多いです。

ウォルサムの懐中時計は、アンティーク時計コレクターの間で常に注目を集めているということもあり、需要に伴い市場価格が変化しやすいです。

そのため、売却前に市場価格を確認することをおすすめします。

ウォルサムの時計を高く売るコツ

ウォルサムの時計は買取市場でも人気が高く、比較的高値がつくモデルも多いですが、より高く買い取ってもらうためにはどのようなことに気をつければ良いでしょうか。

納得のいく価格でウォルサムを売るためのポイントをご紹介していきます。

付属品を揃える

ウォルサムの時計には、新品購入時に箱や保証書、説明書などが付属しています。

そういった付属品は時計の価値を証明するアイテムにもなるため、不足していると買取額が大幅に下がってしまうこともあります。

また、付属品がすべて揃っているほうがコレクションとしての需要が高いため、買取価格が高くなりやすいです。

付属品の有無は重要な査定ポイントになりますので、査定の際には忘れずに提出するようにしましょう。

できるだけきれいな状態にする

買取においては、新品に近ければ近いほど査定額がアップしやすいため、傷や汚れが多いとマイナス評価になってしまいます。

傷を直すのは難しいですが、汚れは落とせる可能性があるため、少しでもきれいにしておくと良いです。

ただし、無理に磨いたり分解したりするとかえって傷つけてしまうおそれもあるため、やわらかいクロスなどでやさしく拭き取る程度のお手入れにとどめておきましょう。

皮脂汚れやホコリを落としておくだけでも十分に印象が良くなりますので、時計と付属品も同時にきれいにしておくことが大切です。

複数の買取業者に査定依頼する

ウォルサムの腕時計を高く売るためには、複数の買取業者に査定を依頼し、査定額を比較することをおすすめします。

なぜなら、ウォルサムの買取価格は買取業者によって大きく異なることがあるためです。

少なくとも3店舗ほどの見積もりをもらうことで、もっとも高く買い取ってくれる業者を見極めることができます。

また、他社の買取価格をもとに価格交渉を行うことで、さらなる買取額アップも期待できます。

早めに買取に出す

ウォルサムの売却を検討中の方は、なるべく早めに売ることをおすすめします。

時計は、時間の経過によりオイルの変質や液漏れなどが起こってしまうおそれもあります。

日頃から傷や汚れに気をつけていても、どうしても経年劣化は進んでしまうため、早めに買取に出して少しでもきれいな状態で査定してもらいましょう。

買取実績が豊富な業者に依頼する

ウォルサムは比較的高値で取引されているブランドですが、買取業者によって査定基準などが違うため、どうしても買取額に差が出てしまいます。

ウォルサムについての知識が乏しい業者だと、適正な査定額をつけてもらえない可能性が高いです。

そのため、ウォルサムの買取実績が豊富な業者に依頼することをおすすめします。

これまでの買取実績はホームページなど掲載している買取店が多いため、あらかじめチェックしておくと良いでしょう。

買取業者の選び方

ウォルサムの買取では、業者の選び方もかなり重要になってきます。

ここで紹介するポイントをおさえて、自分に合った買取業者を選びましょう。

時計専門の買取業者を選ぶ

ウォルサムを売る際は、時計の買取専門店に依頼することをおすすめします。

専門であればそれだけ時計の知識や経験が豊かであり、適正価格で買い取ってもらえる可能性が高いです。

また、専門の資格を持つ査定士ならブランドの詳しい知識があるだけでなく、その査定額をつけた理由も詳しく説明してもらえるため、納得して売却しやすいです。

買取方法で選ぶ

買取業者によっては、店頭だけでなく宅配買取や出張買取、Web査定などに対応しているところもあります。

近くに買取店がない、物量が多くて運搬が大変などといった場合には、宅配買取や出張買取サービスなどに対応している業者を選ぶと良いでしょう。

まとめ

ウォルサムの時計は買取市場でも多くのヴィンテージ時計は流通しており、高額で取引されるモデルも多いです。

今回ご紹介した、少しでも高く売るためのコツなどを参考に、納得のいく価格の買取を実現していただけたら幸いです。

最後までご覧いただきありがとうございました。